さくらの花弁が
涙の雨に濡れる度

無力な僕は
言葉を失いうなだれる

この言葉が
さくらに届くなら

少しでも
心が安らぐならば

僕は何度でも
書き綴る

心の全てを
ありったけの術を

言葉にしかり
気持ちにしかり

僕にはもう
何も無いものか

言葉も気持ちも
届かないのなら


与えたものは
心にある想い

与えられたものは
気まぐれな想いなのか

風はまだ冷たいから
淋しくなる


血はまだ
モノクロに流れ

傷は癒えず
心の壁を泥で隠すの

姿を見せない
魂のように


与えるものは
心のずっと奥の方から

与えられるものは
消えそうな薄い情か

言葉は刺さる
薔薇の棘の役目を果たして

誰でもない
僕に

雲が流れる

眼で
追ってみると

気付かず
夢中になってた

心の中のモヤモヤ

日常の苛立ちも
後ろ向きの気持ちも

気が付けば
何もかも忘れていた


雲が流れる

青い空に
雲が流れる

何故だか前を見て
歩こうと思う

僅かな不安も
忘れて