voice 21 | ポカポカ日和【櫻葉小説】

ポカポカ日和【櫻葉小説】

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嵐さんファンです。
大好きな櫻井さん、相葉さんのお話を書いてます。

BLになっておりますので、ご注意下さい
m(_ _)m




「 約束 」したいって


強く、思ったんだ。






守れない約束はしない、って


したらダメだ、って心に決めてたけど、




でも


許されるなら


来年も、


再来年も、


その先もずっと、


ずっとずっと、




ここに来たい、って


まさきに会いたい、って


強く、願うから。





手を伸ばして摘んだクローバーを、


まさきに、差し出す。





『 まさき、


来年も、また会いにくるから。』





やっとオレを映してくれた、


大好きな瞳に、真っ直ぐ届くように。








『 花言葉は、ね、


「 約束 」。






約束、する。


来年も、また


必ず、ココに戻ってくるから。


だから、来年もまた


ココで会おう? 』





それは、自分への誓いでもある。




たとえ、


オレのカラダに何かが起きたとしても、


どんな状態だったとしても、




1年後の夏には


必ず、ココに戻ってくる。



まさきがココにいるなら、


まさきがそれを望んでくれるなら、




オレは


絶対にこの「 約束 」を、果たすから。





だから、





ね、


笑って欲しい。


オレの大好きなあの笑顔を、


オレに、見せて?







差し出したクローバーを、


両手で受け取ってくれたまさきは



今にも泣き出しそうな顔で、


大きく、頷いてくれた。