voice 18 | ポカポカ日和【櫻葉小説】

ポカポカ日和【櫻葉小説】

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嵐さんファンです。
大好きな櫻井さん、相葉さんのお話を書いてます。

BLになっておりますので、ご注意下さい
m(_ _)m




気持ちを知られてしまった以上、


もう、


こうして会ってはくれないかも、知れない。



明日にはまた、


まさきはまさきの、


オレはオレの、


お互いに別々の日常に、戻ってしまうから。




そしたらまさきは、


もうココには、


戻って来ない可能性だって、ある。



だから、


今日はまさきに会える


最後の日になるかも、知れないんだ。




それを思わせるかのような、


まさきの、表情。



いつもの笑顔は影を潜めて、


今もまだ、


あの不安気に揺れ動く瞳は、何処か遠くを見てる。




ねえ、


まさき。


いまその瞳の奥で、


何を、……… 思ってる?






オレには、


それを訊く勇気は、どうしても、ない。





これ以上、


ごめん、なんて訊いてしまったら、


オレはもう、


立ち直る術が、ないんだ。



まさきの存在が、


今のオレを支えてくれてたから、


その支えをなくしたら、



オレは、


オレ、は









ジッ、と見つめてたら


いきなりまさきの視線がオレに戻ってくるから


切ないままの眼差しとぶつかって








拒絶されるのを、覚悟してたのに






『 手、…… 繋いで良い? 』




思いがけない言葉に、


耳を疑った。