voice 8 | ポカポカ日和【櫻葉小説】

ポカポカ日和【櫻葉小説】

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嵐さんファンです。
大好きな櫻井さん、相葉さんのお話を書いてます。

BLになっておりますので、ご注意下さい
m(_ _)m



だから僕は、


密かに決めたことが、ある。



約束の1年後、


またあの場所であなたに会ったら、


その時僕も、


あなたに四つ葉のクローバーを、


プレゼント、したい。


あなたがくれた意味とは別の花言葉を添えて


あなたに贈りたい、って


そう、決めたんだ。






あなたと別れて直ぐに


クローバーが枯れたら嫌だな、って


保存方法をネットで調べてたら、




まだ、あった。


クローバーの花言葉。






「 私を思って 」





見た瞬間、


これだ、って思った。





この先、


僕があなたに想いを伝えることも、


あなたが僕の気持ちに気付くことも、


きっと、ない。




それなら、せめて


違うカタチで 好き、って伝えられるなら、





伝えてみたいんだ。




気付かれなくて良い。


むしろ気付かれたらダメ、なんだけど




あなたが大好きなんだ、って


クローバーに想いを込めてあなたに渡せたら





少しはこの切ない片思いが報われるんじゃないか、って



そう、思ったんだ。