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40代半ばの男が今思うこと

かつて商品開発から製造現場まで経験したことがあるので、いちいち納得できる内容でした。開発レベルで数個の優秀な製品ができたとしても、そのまま製造ラインに乗せることはできません。必ず製造現場レベルでの「作りこみ」が必要であり、それは「不良率ゼロ=検査ゼロ」を目標として行われるのが理想なのです。もちろん不良率ゼロなどは生半可に達成できるわけがないのですが、そのために工程を常に見直してブラッシュアップするという地道な作業が製造現場では繰り返されます。「不良が出るのは当たり前」という前提ならばその時点で製品の品質向上が止まってしまうだけではなく、改善の過程で出てくる「技術の芽」も摘んでしまうことになります。「日々精進」というのは世界共通の言葉かと思っていましたが、強く意識されているのは日本だけかもしれません。コロナ対策に関しても国民一人一人が問題意識をもって対応すれば、経済活動と感染抑止を両立させる最適解を導きだせるはずです。以下に引用させてもらったコラムは「日本人の底力を信じろ」と叱咤激励しているようにも思えます。

 

『今、日本では「自粛警察」的にメチャなことをやる人たちが問題になっていますが、それは「専門知・学問知」のがわの人間が「日本人の現場」を信頼せず、非常にザツで大雑把なガイドラインしか示せていないから結果として起きていることだと考えてみましょう。

そこで「民度が低い、野蛮だ」と上から目線で断罪する発想は無意識の欧米文化中心主義的レイシズムだと私は考えます。

もっと「日本の現場」を信頼し、欧米みたいに「学問知だけに全知全能の権限が与えられている国」にはできない方法で解決しましょう。

R<1を実現する「新しい生活様式」を、出来る限り「気遣い作業」がいらないレベルまで作り込んでいくプロセスは、既に日本中で開始されています。

「お上」がある程度の方針しか示さなくても、「巣に属する個体全体で本能的な集合知を発揮するアリの集合体」のように構成員全体が知恵を出し合って現地現物レベルで磨き上げていくのは私たち日本人の「美点」と言って良いでしょう。

おそらく「経済再開」になると、まずは「ある程度は対策しつつもとりあえずやってみる」ことが必要な段階が来ます。普通の飲食店とかイベンターとかいうレベルで、完全な防護策を最初から考えるのは難しいでしょうしね。

そしてチラホラとまた感染者は出てくるでしょうが、それが「オレンジの線より下」(クラスター対策能力以下)であるなら、まあ多少そういうことあってもOKだよね、という安心感を自分たちで持てるようになるはずです。

そして感染者が出るごとにそれを探知し、迅速に芋づる式の検査をして抑え込むと同時に、「どういう行動がリスクだったのか・どういう工夫をすればその“真実の瞬間”を最小コストで避けることができるか」を国民全員で深くリアルに知っていくことが大事です。

そうすれば今は「一律に全部ダメ」になっている行動のうち、「どの瞬間のどの行動」だけをやめさえすれば良かったのか…を徹底的によりわけて把握していくことが可能になります。

同時に、いろいろな業種ごとに「密」を出来るだけ避けつつもコスト構造を見直してなんとか黒字にするテクニックも、業界横断的な「勉強会」的なものを通じて徐々に開発されてゆくでしょう。

製造現場ではいまだ世界一レベルで私たちができていることなんですから、コロナ対策でもできますよ。』

https://finders.me/articles.php?id=1962&p=1