『田中の特長の一つに「負けない投手」であることが挙げられる。序盤で大量失点しながら、味方打線の援護で勝利投手となり、「マー君、神の子、不思議な子」と野村克也監督が名言を残したのは、まだ田中が18歳だった07年のルーキーイヤー。それは始まりでしかなかった。その後もとにかく負けない。当時はBクラスが多かった楽天での7年間で175試合に投げ、99勝35敗、勝率・739という数字は出色である。常に気迫を前面に出すスタイルで味方を鼓舞し、試合の勘所を押さえたギアチェンジをみせる嗅覚など、さまざまな点が「負けない投手」たらしめる。』
田中将大は「負けない投手」 ダル、マエケンと比べても際立つ負け数の少なさ― スポニチ Sponichi Annex 野球
昨日から多くのスポーツライターが好き勝手なことを書いているので自分も一言。(笑)
まず、当初はメジャー復帰を考えて単年契約と噂されていたのが2年契約であったことでメジャー復帰の可能性がかなり低くなった。いくらヤンキースで実績のある田中投手とは言え、すでに下り坂に差し掛かっている現在32歳という年齢を考えると2年後の34歳で再渡米になるとは思えないし、一度楽天に復帰して2年もプレーしたらファンも球団も決して手放さないはずだ。昨年の武漢肺炎禍でメジャー開幕が遅れに遅れて7月下旬になった際には調整の難しさや私生活のことをボヤいていたので、日本に生活基盤を移す踏ん切りがついたと思う。NYの狂った市長によるロックダウンやBLM暴動などでアメリカ生活に疲れ果てたことも要因のひとつかもしれない。
移籍の真相は本日午後4時からの会見で明かされると思うけど、マスコミ嫌いのマー君だから本音を話してくれるか少し心配ではある。しかし、ツイッターではかなりざっくばらんな書き込みをしていて、時々行われている「リプ返します」という企画?ではフォロワーとかなり親密にやり取りしている。今思うと田中投手は一週間くらい前から頻繁にツイートするようになっていたので、楽天復帰に向けて日本のファンとの距離を縮めようとしていたのかもしれないな。以下は最近一番面白かったツイートです。
田中将大/MASAHIRO TANAKA@t_masahiro18
https://t.co/l2Qjm0aVOe 「サンチェスの言う“ピッツァ”とは田中の愛称とのこと。田中の乳首が、ピザに乗っているペパロニと同じくらいのサイズとのことで呼ばれるようになったという。」 どんな嘘情報よw そんな… https://t.co/Vbf0MAIN1G
2021年01月29日 08:53
「負けない田中投手」が24勝0敗(貯金24)という有り得ない成績で日本一に貢献したのは数字の上でも言えるけれども、夏場に楽天がよくやらかす長い連敗のストッパーとしての役割が大きかったと思う。田中投手は野村監督時代からすでにギアのオンオフを会得していて「若いくせに年寄臭い」とボヤかれていたが、負けない理由としては要所要所を締めることができるからだろう。そして、これまで「楽天エース」と言われてきた則本投手に一番欠けているのはこの安定感なので、復帰する師匠から勉強し直してもらいたい。球界最高と言われる年棒には楽天投手陣への指南料も含まれている。

