チリの鉱山落盤事故の救出作業は作業員33人全員が生還した。また地下に下りた救助隊員6人の引き上げも完了した。
10月13日チリ北部のサンホセ(San Jose)鉱山の落盤事故は13日未明(日本時間同日正午ごろ)、地下に閉じこめられている作業員33人の救出用カプセルが降ろされ、1人目の作業員、フローレンシオ・アバロス(Florencio Avalos)さん(31)が事故から69日ぶりに地上に引き上げられた。
テント生活を続け、救出作業を見守ってきた数百人の家族たちは歓声をあげ、カプセルから出たアバロスさんをセバスティアン・ピニェラ(Sebastian Pinera)大統領が出迎えた。
地上に戻った作業員は最大で3人の家族と会い、簡単な診察を受けた上でヘリコプターで近郊の病院に運ばれ、少なくとも2日間の健康検診を受ける。
すでに地上に生還したアバロスさんを含め、8月5日の落盤事故発生から地下での生活を続けてきたチリ人32人とボリビア人1人の作業員たちは、同様の事故としては最長となる生存記録を更新している。