第1話「復活~口封じの死」2021年10月13日
第2話「復活~死者の反撃」2021年10月20日
第3話「復活~最終決戦」2021年10月27日
脚本:輿水泰弘
監督:橋本一
シーズンのはじめからいきなり3話続きか…。前後編は時々あるけど、3話続きというのはseason3第1話2話3話「双頭の悪魔」以来になるのかな?
しかし、この回の3話続きは、season19 第1話2話「プレゼンス」、season19 第19話20話「暗殺者への招待」からの続きってことになるわけだから、随分引っ張ったなぁという印象…。正直、ここまで回数を使ってまでやるような内容だったのか疑問。
え~っと、ざっとおさらいすると…
「プレゼンス」では、加西周明が「6億やるから白バイ警官を撃ち殺せ」と朱音静に依頼。何らかの「圧力」?により、加西は逮捕を逃れる。
「暗殺者への招待」では、捕まった朱音静が万津母に加西暗殺を依頼。万津母がネットで殺し屋を雇った…と思わせて、実は柾庸子が殺し屋を雇って加西を殺害。当然、鶴田との関係が疑われたが、柾が1人でかぶる形で終了。
こんな感じだったっけ?正直、そこから半年後に新シーズンが始まって、内容をちゃんと覚えてた人ってどのくらいいたのかね?ファンなら事前に復習してたのかな?
【第1話「復活~口封じの死」】
鶴田がエンパイヤ・ロー・ガーデンの所長三門に金を渡すシーンがあるけど、早速これがよくわからない。機密費から6億を渡したってこと?エンパイヤ・ロー・ガーデンは、加西から受け取って朱音静に渡すはずだった6億を手形取引を使ってネコババしようとして失敗したってことだよね?それを機密費で補填する必要があるの?まぁ、鶴田もそんな筋合いはないと怒ってるようだから、本来はおかしいってことなんだろうね。弁護士事務所を味方につけておくと、6億分の利用価値があるってことなの??よくわからん。
「懲役期間の66%しか消化してない段階での仮出所なんてっぇっ、よっぽどっぉっ、何かないとっぉっ」と、新シーズンでも相変わらずの話し方の冠城。
久々に朱雀武比古が登場したのは面白かった。長寿シリーズならではのサプライズというかお楽しみ。朱雀のキャラ、結構好き。「いい線行ってる」というセリフが欲しかった。
エンパイヤ・ロー・ガーデンの柾庸子の担当弁護士森安役の佐古井隆之さん、見たことあると思ったけど、season16第8話「ドグマ」に出てたのか。
階真検事役で辻本祐樹さんが出演。season15第1話「守護神」とseason5第18話「殺人の資格」に別の役で出ている。「殺人の刺客」には相島一之さんも出てる。
season19第11話 「オマエニツミハ」の時はグラスを持ってワインを注いでもらっていた冠城、この時は持ってないな。
楽しげに陰謀論を語る青木。内容は合ってるからすごいな。
柾庸子の叔父に「馬鹿みてぇな格好」と言われる中郷都々子。まぁ、これだと都会でもそれなりに目立ちそうだからな…田舎だとかなりのインパクトなんだろう。
加西が三門に鍵を預けた理由もよくわからんかった。
鍵泥棒と疑われる冠城。前にもこんな感じのあったよなぁと思ったけど、season15第18話「悪魔の証明」かな?あの時は社美彌子の情報をフォトスに売ったのではと疑われたんだっけ?しかし、season18第20話 「ディープフェイク・エクスペリメント」でディープフェイクがあり得ることがわかっているのに、大河内さんは冠城が鍵を盗む映像を信じたってこと?う~ん…。
中郷都々子が「庸子ちゃん、男に溺れたりなんてしない」と言ってるが、season2第18話「ビルイーター」の時の大河内さんと同じ発想か?大河内さんは「やつが女と心中するとは思えない」と言っていた。
冠城の仮病、ワザとらし過ぎない?この感じで刑務官が騙されるとは思えないんだが…。その上、「医務室から失敬した道具で捜索開始」って…急に名探偵コナンみたいになってるけど…。
「先週の夜に続いて今夜もか!また自殺騒ぎかよ!」と、相当イライラしてる様子なのに、長めのセンテンスを不自然なほどハキハキ話して重要な情報を提供してくれる受刑者、本当に助かる。
中郷都々子の遺体が発見されて第2話へ。
【第2話「復活~死者の反撃」】
内調が暗躍ねぇ…ピンと来ないのよ…。
カイトパパを本格的にブチ切れさせてしまった鶴田。
「残される家族の面倒は見るから安心して刑務所に行け」とか、ヤクザみたいだな。
「賭けるったってもはや調べようが…」と言う冠城の顔、右京さんが鍵を盗み出したことを既に知ってるような表情。この人やらかすだろうなと予測してたのか?しかし、右京さんは、トイレに行くと言って家の中を見て回るとか、証拠を握ってると見せかけて自白させるとか、ヤバいことは時々やるけど、さすがに証拠品を盗み出すとかダメでしょ…引いてしまった。
突然の「月光仮面」。冠城の年齢だとなかなか出ないと思うけど…。
また「VR」か…VRって本当にこういうの…?ロケ地はお馴染みのロックハート城か…と思ったところで2話エンディング。
【第3話「復活~最終決戦」】
VRの中で右京さんの姿になる青木。声も右京さんだけど口調は青木。ここはちょっと面白かった。
あ。この丸い部屋、Season 4第1話「閣下の城」とかseason5第17話「女王の宮殿」に出てきた部屋じゃない?
「犯罪人引き渡し条約」の話が出てきたのって、season7第12話「逃亡者」だっけ。
鷲見が「エリーゼのために」を弾くシーン、味方良介とピアノが弾ける誰かが入れ替わってるよね?
そうか、この時に社美彌子が内調に異動したのか。ただでさえ社美彌子って何考えてるかわからないところがあるのに、内調という何考えてるかわからない組織に異動したからもう何もわからなくなったわ。
鶴田と三門がVRで入った部屋、season6第5話「裸婦は語る」で使われたところかな?階段が似てる感じ。
柾庸子の説明長い…。
「死んだと見せかけて別人に生まれ変わらせる」という点だけは同じだけど、小野田官房長がseason12第19話「プロテクト」でやろうとしたのは証人を保護するためで、鶴田がやったのは人殺しを逃がすためなんだから違い過ぎるわな。「死んだことにして外に出す」てのはseason9第18話「亡霊」でやってたけど、これはテロリストとの交渉の結果…みたいなことだったと思う。
加西がVRの中で加西と鶴田の会話の音声を再生してるけど、この加西は右京さんなんだから、この時点で音声を入手してたってことだよね?これをどうやって見つけたのかよくわからんかった。それに、既に音声を入手してるなら、この後のQRコード発見のシーン要らなくない?この音声はVRの中でしか再生できないみたいな設定なの?館ごと消されたら音声も消えちゃうみたいなこと?
鶴田と三門が何のために「加西周明の館」に入ったのかもよくわからんかった。館ごと消去するなら最初からやればよかったのではと思ったけど…。
この回、リアルタイムで見た時、たまたま子供が一緒に見てたんだけど、館の見取り図を見てすぐに「QRコードだ」と気づいた。さすが今どきの子だわ~と感心した。私は、ドラクエの地下通路みたいなものにしか見えなかった。
柾庸子は、死んだことになって外に出た時、中郷都々子の部屋の鍵や、殺し屋との「ホットライン」を持った状態だったってこと?警察が柾庸子をどうやって発見したのかも結局よくわからんかったしな…。
右京さんが「(柾は)用意していた合鍵や、加西殺しを示すために拵えた献立表の冊子様々な手掛かりを仕込んだわけですよ」と言ってるけど、あれって殺し屋の私物じゃなくて偽装されたものってこと?短時間によくこれだけ用意できたね??献立の内容とか、殺した数だけシールを貼ってるとか、その辺も柾は知ってたってことなん?よくわからん…。
鶴田が柾について、「2人殺したら極刑も視野に入る」と言ってるけど、加西と殺し屋と2人分しかカウントされないの?警備の人も一緒に殺されてるんだからそこも計算に入れないとダメなのでは?検事が「最大限の減刑を実現できる形で起訴します」とか言ってるけど、どう考えても死刑は免れないでしょ?執行されなかったとしても一生外に出られないのは確定だよね?それがわかってて自白したってこと?どうしても栗橋や鶴田に復讐したかったから警察に協力したってこと?う~ん…私なら別人として外国で暮らすことを選ぶなぁ。
右京さんが加西と鶴田の会話の音声データを持っていることに驚いてるけど、VRの中で音声を再生したのだって右京さんなんだから、そりゃ持ってるでしょと思うんだが…。
鶴田に「あなたが小野田公顕を語るなどむしずが走る」と言い残して去る右京さん。それはそう。
これで、相棒ワールドの中では、官房長官が2人も人殺しとして捕まったわけだ。どちらも特命係に。大変な世界だ…。朱雀、鶴田の両官房長官はどちらもヤバい人ってことになるわけだけど、全部人にやらせるのではなく自分も実行犯に加わってる点で朱雀の方がマシなのではと思ってしまうな。どちらも女を利用してはいるが、朱雀は片山雛子をアリバイ工作に使っただけ。鶴田の方は人殺しの罪を擦り付けて自分は無傷でいようとしたわけだから。それまでにやって来たことも、殺しの動機もヤバいしな。
え?小野田官房長?と思わせるシーンでエンディング。岸部一徳さん、これだけのために撮影に参加したのか??
ネチネチした権力者役の相島一之さん、ミステリアスな女役の遠山景織子さん、ぶっとんだ金持ち役の石丸幹二さんと、ゲストの俳優さんはみんな役にピッタリで面白くはあったけど、とにかく話が長すぎるし、VRの扱いもアレで、話に入り込めなかった。
気になる点。
・朱雀が仮出所して既にだいぶたってるらしいのに、小野田官房長が亡くなったことを知らないのは不自然では?病死とかならまだわかるけど、あんな風に大々的にニュースになるような亡くなり方だったんだから。鶴田はたいそう朱雀を尊敬してるらしいから、服役中にも面会なり手紙のやり取りなりしてたのでは?その中で一度も話題にならなかったってこと?
・柾庸子の叔父に、遺体をそのまま地元に連れて帰ると言われたらどうするつもりだったんだろう。
・中郷都々子はこの時点では弁護士事務所をもう辞めてるよね?どうやって所長の部屋に入り、金庫を開けたんだろう?暗証番号知ってたの?それに、廊下や入口等に防犯カメラくらいないの?それ見れば犯人はすぐわかるよね?
・この金庫、中に照明があるの?冷蔵庫みたいに?やたら明るいけど…。
・中郷都々子が「一歩譲って」と言ってて、「百歩譲って」では?と思ったけど、どちらもあるらしい。
・冠城はやはり「短期決戦」を「高低低低高高高」と発音してるな。「低高高高低低低」
・角田課長が「先週っていや、柾庸子の自殺した日だろ?」と言ってるけど、「先週」と幅のある言い方をしてるのに「自殺した日」とわかるのはおかしくない?
・右京さんが「まだ冷房を入れるような季節ではありません」と言ってるけど、10月に「まだ」という言い方は変じゃない?
・殺し屋の遺体発見現場の所轄の刑事が「ホームレスが寝ていると思われて誰も死んでることに気づかなかった」と言ってるけど、どう見ても身なりがホームレスに見えないし、首にくっきり痕がついてるのにそれはなくない?
・右京さんが証拠品を見るために手袋借りてるけど、いつも持ってるんじゃなかったっけ?season6第10話「寝台特急カシオペア殺人事件!」の時だったか、右京さんは持ってて亀山くんは持ってなかったってことがあったと思う。