歌詞を斬る:童謡 | M's Kitchen~我らHappy伝道師!!

歌詞を斬る:童謡

ちーす鍵盤のどぼんっす


 なぜか無事に掲載されているこのコラム。これは、一般的な名曲を独断的な視点から斬り、ボツソングの世界に葬り去るという失礼極まりないコラムであります。


 今回の獲物は童謡「ネコふんじゃった」であります。誰でも一度は遊びで弾いたことがあると思いますが、歌詞まで覚えている人はいないことでしょう。作詞は、小説家の阪田寛夫、作曲は不祥。


 実はこの曲、動物虐待がテーマになっているのです。歌は2番まであります。早速、事件の経緯をお話することにしましょう。


Aメロ『ネコふんじゃった×2 ネコふんずけちゃったら ひっかいた …』

Bメロ『わるいネコめ つめを切れ 屋根を降りて ヒゲをそれ …』

Cメロ『ネコごめんなさい×2 ネコかつぶし やるから よっといで …』


 まず事件は起きます。イメージ的には少年なのでしょうか、ネコを踏んでしまいました。動物には防衛本能があります。驚いたネコは彼をひっかいてしまいます。Bメロになると、怒りをあらわにした少年が虐待の意を表明します。しかも、つめを切るだけではおさまらず、ヒゲまでも剃ろうとしているのです。ネコのヒゲというものは、狭い道を通る時に横幅を把握する機能がありますが、少年に対する傷害との直接的な因果関係はありません。しかし、Cメロになると少年はお詫びの品(「かつぶし」は古い言いまわし)まで用意して謝罪しました。事件は丸くおさまりつつあるように見えました。


Aメロ『ネコふんじゃった×2 ネコふんずけちゃったら とんじゃった …』

Bメロ『青い空に 傘さして ふわりふわり 雲の上 …』

Cメロ『ネコグッバイバイ×2 明日の朝 降りといで …』


 事件が再発します。少年は学習しません。しかもネコは抵抗する間もなく空に飛んでいってしました。Bメロで飛んだネコを空想しているのでしょうか、一見とても平和に見えます。


 しかし、Cメロの『ネコグッバイバイ』。なんですか、この安易な英語!彼はまた降りてくることを望んでいますが、降りてきたらどうするのでしょうか。3番はありませんが、想像はつきます。また少年の静かな虐待が始まることでしょう。。



 「なめんなよ!」(by なめネコ)