こんにちは😃
昨日は、渋谷で開かれた『超福祉展』と評論家の宇野常寛さん主催の『PLANETSCLUB』の定例会に行ってきました✨
まずは、渋谷ヒカリエでの『超福祉展』のお話。
こちらは、
健常者も、障害者も、高齢者も、外国人も、LGBTも、妊婦も関係なく、あらゆる人が意識のバリアをなくし、まざりあった渋谷を2020年に創ることを目的として、開催されているものです。
例えば、障害のある人も、テクノロジーの力を使って、社会で全くバリアを感じさせないようにする仕組みや機器類の展示などを行なっています。
また、障害のある人だけでなく、妊婦さんやご高齢者向けの器具やアプリの紹介なども行われてました。
会場で見かけたユニークなものの紹介します。
たとえば、お買い物カゴが瞬時に電動車椅子に変わる椅子。
さらには、点字ブロックにビーコンを埋め込み視覚障害者の位置情報を瞬時に音声で案内する仕組み。
また、妊婦の人と席を譲りたい人をマッチングするアプリ。
などなど、テクノロジーにより、あらゆる人が生活でバリアを感じさせないような仕組みが多く提案されていました✨
きっとこの分野の進歩が進めば、障害の有無などに関係なく、誰もが住み易い社会が実現出来るのではないかと思います。
そして、超福祉展の後は、ヒカリエの横にあるCAMPFIRE にて、評論家 宇野常寛さん主催のオンラインサロンPLANETSCLUB の定例会。
今回のテーマは、社会をなだめるSHYHACK 、と称して消極性研究会の栗原一貴さん、簗瀬洋平さん、渡邊恵太さんをゲストに招いて宇野さんとのトークセッション。
消極性研究会は、人の消極性を分析してコミュニケーションやコミュニティ運営の円滑化を図る仕組みを研究する会です。
当日は、具体的なテクノロジーのお話よりは、SHYHCKの思想的なお話をたくさんを聞けましたので、いくつか面白いワードを抜粋します😄
●テクノロジーは、前に出る人を輝かせるものではなくて、生活の中で感じてる軋轢をどう解決するかに使われるもの。
●十分に発達した消極性は積極性とひけをとらない。
●直接努力ではなく、関節努力でやっていけるようにしたい。ドラクエでスライムを倒していたら、気づいたら魔王を倒すことに貢献していた、みたいな。
●テクノロジーにより『何者かにならないといけない』と考えるのは、結局は、近代の呪縛に囚われている。
●何者かにならなくても社会を変えられるのがテクノロジーのよいところ。そして、何者かにならなくても世の中変えられる。さらに、 世の中変えなくても出来るハックがある
●消極性研究会が提示しているのはコミュニケーション。人々の行動はデザインの力で変えられる。
●積極的であるべきではない、消極性のままでも社会に参加できる。
●自分の弱点に気づくことは大事。弱点は、テクノロジーを使って気づける。弱点に気づかず、思い悩む人への課題解決を考えたい。
などなど、消極性を決してネガティブなものとして捉えない考え方がとても面白かったです✨
そして、『超福祉展』と『消極性研究会』、この2つに、偶然にも連続して参加できたのですが、共通する思想として、『テクノロジーの力や仕組みを使って障害のある人や消極的な人も快適に暮らせる社会をつくれる』というところ。
社会の中でバリアを感じてしまう人に徹底的に寄り添う姿勢がとても共感できました。
なお、消極性研究会は、PLANETS チャンネルのメールマガジンにて連載されているので、ご興味あれば要チェックです‼️
http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/tag/%E6%B6%88%E6%A5%B5%E6%80%A7%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%8C%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B
それでは、また。