「70歳になったら髪を染めるのをやめる」というのは前々から決めていました。そのために、数年前から美容師に相談、徐々に染める色を変えてもらい、やめても違和感ない状態に近づけていました。

 

同年代の友人の中には、最初から染めないという人もいて、いい感じのグレイヘアです。一方母の世代(90代)は染めるというのが当たり前のようです。そういうのを見ていて、絶対に70歳でやめようと思っていました。

 

1月5日に病院(心臓外科の専門病院)の帰り、駅の改札を出たところで、前から走ってきた人に接触して転倒、頭に大きなたんこぶができました。幸い擦り傷で、CTでも影響なく、そちらはホッとしました。しかしながら、12月の心臓手術以来、血液サラサラの薬を飲んでいる時期というのが禍しました。擦り傷とはいえ、出血が止まりにくく、かさぶたができて髪の毛にからまる、かさぶたを取るとまた出血、この繰り返しで、なかなか治りませんでした。血液サラサラの薬は3か月で終了になりましたが、頭の傷は残ったままで、美容院でシャンプーしてもらうのも躊躇します。

 

ということで、予定より早く、グレイヘアに突入。いい感じで色が混じって、周りにも好評。どういう風に染めているのなど聞かれます。カットだけで、美容院も速い、安い。染めた部分が残っているのも毛先だけになりました。

 

ところが、驚いたことに、電車の中で席を譲られるという現象が生じました。90代の母、母の姉は、髪を染めているせいか、席も譲られないと嘆いていました。二人ともその年代にしては足腰しっかりしている方なのですが、よくよく見れは危なっかしいところがあります。要するに見た目の年齢=髪の色ということのようです。

いやぁ、いつの間にか70代に突入してしまいました。
体力、気力、集中力の低下が著しい。これは12月の手術の影響?年齢?仕事をやめたから?全て関係しているのでしょうか。

昨年12月、心臓の僧帽弁閉鎖不全症の手術を受けました。

手術に向けて、一昨年から、いろいろ身の回りの準備の一環で、仕事のドキュメント類の整理、一人暮らしの母の老人ホーム入居、親の会の仕事の整理、などなど。簡単な手術とは言われましたが、人工心肺使っての手術、体の負担は予想以上でした。

それに加え、1月の始め、リハビリ帰りに駅前で、前から走ってきた人にぶつかられて転倒、頭に大きなたんこぶができました。幸い擦り傷で、CTの問題なかったものの、手術の直後で、血液サラサラの薬を飲んでいる時期でしたので、かさぶたが剥がれて出血すると止まらないなど、影響大でした。

 

仕事の方は、手術で何かあったら困るので、昨年3月で、ほぼ終わらせました。ワーカホリックの傾向がある私、仕事なしで大丈夫なんでしょうか。

 

秋田の母は一昨年の11月に老人ホームに入居。ホームヘルパー、デイサービスを上手く使えていたならもう少し自宅で暮らすことも可能だったかもしれません。特にデイサービスは全く受け入れてくれませんでした。市街地にも熊が出没する昨今、老人ホーム入居は安心です。昨年は1,2か月に一回は訪問していましたが、手術後は6月が初めてでした。

 

親の会の方は、会長を降りて、少しずつ仕事を減らしている途中です。

 

全体的に時間の余裕ができました。今まであまり行けなかった展覧会、観劇、コンサート、旅行にある程度自由に出かけられるようになりました。本も時間を気にせず読めます。各種趣味もいろいろ。そういう意味では、豊かな時間が過ごせる歳になったんでしょうか。

 

孫たちのお世話にも結構駆り出されています。私自身はほとんど助けがなかったので、できるだけ助けてやりたいと思っています。パワーあふれる孫たち、こちらの体力的にはあと数年でしょうか。

 

友人と、元気で動けるのはあと10年、正に70代は人生実りの時期と言い合っています。既に半年終わってしまいました。やれやれ。

今年はなんだかいろいろありました。

 

仕事の面では、3月で一応ひと区切り、とりあえず当面フリー(このままずっと?)ということで、年金生活になりました。

 

4月から二人目の孫が保育園に通園はじめ、ママパパは二人を抱えててんてこ舞い。ということで、うまい具合に暇になったババ(時々ジジも)が保育園の送り迎えやらいろいろお手伝い。週1はきつい、7月くらいまでというのが伸びて、なんだかんだ11月まで。時々ベビーシッターもお願いするようになり、ほっ!

 

一昨年わかった僧帽弁閉鎖不全に関して、自覚症状はないものの、軽度ではない、むしろ重度、突然倒れても不思議ではないと言われていました。とはいえ、自覚症状もないことから、なかなか決心はつきません。一人暮らしの母の事、孫たちの世話と、理由は多々あり。昨年夏、「イタリアに行かずに死ねない」と大騒ぎ、夫婦二人ともパスポートもないのに申し込み、旅行1か月前に20年ぶりにパスポート申請、無事行ってきました。

 

昨年11月に同窓会で前の席になった人の奥さまが私と全く同じ病気、息切れ等でわかり数年前に手術したとのこと、早い方がいい、1日でも若い方がいいと諭され、今年1月に、心臓の専門病院を受診しました。そこでも全く同じ診断、9月に検査入院、12月初めに手術となりました。そんな中、8月は10日間のクルーズに行ってきました。これは荷物を持ち運ばなくていいというので、快適でした。しかも、真夏日連続記録の時期と重なったので、暑さを逃れることができました。

 

心臓の手術としてはそれほど大変なものではないらしいのですが、全身麻酔に人工心肺、やはり体への負担は小さくはありませんでした。それでも、順調な方らしく、ICUは4日、入院は10日間で退院となりました。

 

傷が痛いというのもありますが、体力低下が著しい。集中力が続かない、つくづく知的活動もまた体力だと実感しています。入院中は文字を読むのが辛い、文章も考えられない。軽い本、手術前は一日2冊のハイペースで読んでいたものがが読めない、報告レポートといった類は受け付けない。LINE程度の短い文章を書くのもやっと。ここへきて、やっと軽い本は元のペースで読めるようになってきました。

 

実家の母(今年93歳)、本人のイメージとは異なり、一人暮らしは難しい状況、せめてデーサービスに定期的に通ってくれたのなら違いましたが、とても一人暮らしのサポートする余裕は60代後半の私と弟にはなく、昨年11月から有料老人ホームにお世話になりました。今年は秋田県では熊が、今までは考えられない街の中(山、森、川からも離れたところ)に出没、そういう意味でも助かりました。本人の自由にいろいろ出かけたりできないので、申し訳ないのですが、こちらも高齢者、二人とも健康の心配もあり、なかなか難しいものです。

 

とりあえず、今年も、なんとか乗り切りました。