【ガーデニング】
呼ばれる前から
わたしの父は
【園芸】
大好きで

小さな庭に
紫陽花、向日葵、山百合
寒椿、柑橘系🍊の木
所狭しと
見事に咲いていたし
実もなっていた

道ゆく人々や
ご近所さんが
見事に咲いた花々を見ては
父と
話が盛り上がっている姿を
小学生だった
わたしの目には焼き付いている

わたしが園芸店が好きで
観葉植物が大好きなのは
父の影響が大きいだろうと思う

父は
わたしの結婚を心から喜び
娘の産まれた日
産院に
大きな桃🍑を差し入れてくれた

娘は初孫で
たった一人の孫

無口な父は
娘のことを『チビ』と呼び
無口な父とは
滅多に話すことなど無いが
たまに
電話がかかってくると
第一声は
『チビ 元気か?』だった

おとうちゃん!
おかあちゃんは
随分と小さくなってしまったけど…
一生懸命に生きているよ!
ひとり先に逝き
ひとり遺影は若い父に
話しかける


そして
貴方のチビは
4歳と2歳の
男の子のお母さんに
なっているよ
と…


元気しか取り柄がない私だが
還暦になり体調に変化がある
父のことを
娘は覚えているだろうか?
そんな事を思いながら…
備忘録として娘に残します