創造学園 壬生校長先生 講演会
会場には約200名ほどの来場者がお越しになり、盛大に講演会を行うことができました。
田舎の学校が、日本一になる・・・それも、全国から選手を集めるのではなく、地元長野の生徒たちだけで。
自分で1000万円近い借金をして、寮を作り、そして年少の子どものいる奥様に、チーム20名の
生徒たちの寮生活をささえてもらう。
言葉では簡単に言えることですが、想像するだけでもちょっと大変。
情熱だけで、決して出来ることではないはずです。
岡谷工業を退職されて、東京の私立大学から、誘いの言葉があったようですが、
長野の子どもたちでもう一度日本一を目指す・・・その決意から、私たち松本市の創造学園で
教鞭に立ち、そして校長先生として、学校のリーダーとなっていらっしゃいます。
子どもたちの長所を伸ばす・・・そのためには逆に叱ることの重要性を訴えていらっしゃいました。
とかく叱ることのできない親が多い中(私もそうかもしれません)、教育とは何ぞや!ということを
熱く教えていただきました。
また、男子バレーの中でも「勝つ」ということが求められます。その時、確かに「勝つ」ことは目標ですが
そのための練習や日頃の生徒の行いなど「目標」を掲げ、「勝つ」ことが全て(目標が全て)ではなく
着実に目標をクリアしていくことが、「勝つ」ことを導く・・・
そして最後に勝つ要素は、「個」の力であり、「個」の力は自立することで初めて身に付くといった
ことも教えていただきました。
その後の懇親会では講演では見えないお茶目な先生の一面も見ることができました。