皆さん、こんにちは
新しい1週間の始まりです。
先週までかなり長い期間ベル･ミュージック・プレスの楽譜制作に時間を費やし、特に先日の土曜日のトロンボーン・アンサンブル会に向けての楽譜制作はアレンジャーの川原聖仁さんのご協力のもと直前まで制作作業に取り組んできました。
おかげさまでトロンボーン・アンサンブル会は大成功となり、楽譜の先行頒布会でも沢山の楽譜をご購入いただけました。本当にありがとうございました。
今週は少しペースを落とし、これから先のスケジューリングをしながら沢山たまっている仕事を淡々とこなしていく所存です。
アムレスさんからお預かりしている大量の楽譜もなるべく早く販売を始めたいと思います。
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さて、今日のお題は、「チャーリー・バーネットに関係するビッグバンド譜」です。
チャーリー・バーネット（Charlie Barnet・1913年10月26日 - 1991年9月4日）は、アメリカのビッグバンドリーダーおよびサックス奏者であり、スウィング時代における重要な人物の一人です。彼の音楽はジャズの黄金時代において大きな影響を与え、特に「Cherokee」や「Skyliner」といったヒット曲で知られています。
チャーリー・バーネットの作曲した曲のビッグバンド楽譜は「Skyliner」しか出てこないのですが、チャーリー・バーネットのビッグバンドで演奏した曲の楽譜はいくつか販売譜がありますので、その当たりをご紹介していこうと思います。
Skyliner(arr. Billy Moore Jr.)
チャーリー・バーネットの楽団でレコーディングされているオリジナルです。楽譜もその当時のものから制作されているホンモノです。テナー・サックスが3パートあり、そのうち1パートがソプラノ・サックスの持ち替えになりますが、このパートがバンドリーダーであるチャーリー・バーネットが演奏したパートです。
Skyliner (arr. Sammy Nestico)
サミーが他界する2年半前くらいの94歳の時のアレンジです。生涯を音楽に捧げてきたサミーのアレンジは、勿論チャーリー・バーネットへの敬意を表しつつ、サミーのスタイルを貫いている、誰が聞いてもサミーのアレンジだと分かるサウンドです。
Skyliner(arr. Mark Taylor)
こちらはだいぶ前に出版されていた中級グレードのアレンジで、心地よい風を感じられるようなサンバです。
Cherokee (trans. Myles Collins)
Charlie Barnet and his Orchestraの1939年の録音の採譜版です。アップテンポのイケイケのアレンジも良いですが、このそれほど早くないテンポでも味があって良い感じです。
Rhapsody in Blue (arr. Johnny Richards)
Pompton Turnpike (trans. Myles Collins)
ソプラノ・サックスと2nd Trumpetがフィーチャーされています。ソロの掛け合いがじゃれ合っているみたいな感じで面白いですね。
Charlie's Other Aunt (Manny Albam)
チャーリー・バーネットによってレコーディングされたマニー・アルバムのチャートをオリジナル・マニュスクリプトからの販売譜化しています。
Rhubarb (Al Cohn)
チャーリー・バーネットによって1949年にレコーディングされたマイナー進行のスウィングです。
Clap Hands, Here Comes Charlie (arr. Bill Holman)
チャーリー・バーネットの1967のアルバム「Creative World」に収録されている曲です。♩=300というやたら早いテンポです。ちなみに、当店では一度もご注文いただいた事ないのですがが、どなかか是非チャレンジしませんか？
Lemon Twist (arr. Bill Holman)
ご機嫌なスウィングです。今まであまり注目されていませんが、多くの場面で使いやすい曲だと思いますよ！
如何でしたでしょうか？チャーリー・バーネットおよびその楽団はかなり昔のバンドですので、あまり注目されることがないと思いますが、そんな中でも、Skylinerは人気曲ですし、最後にご紹介したLemon Twistは今演奏しても全然古さを感じさせないご機嫌な曲です。是非、一度注目してみては如何でしょうか。
気に入った楽譜があれば、是非演奏してみてくださいね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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