皆さん、こんにちは
今朝は5時台に起床し、6時からブドウの消毒と選定を2時間近くやっていました。ブドウは手がかかる果物で、ほおってクト病気になってしまいます。すでに病気になり始めているのですが、これから梅雨が明けるまでが勝負!今年も沢山のブドウを食べられることを夢見て仕事の前の一仕事でした(通販はしていません)
本日は、作編曲家のリッチ・デローザ(Rich Derosa)さんのビッグバンド楽譜についてご紹介したいと思います。
まだまだ日本ではなじみのない名前だと思いますので、簡潔にプロフィールを紹介させてください。
リッチ・デローザさhはアメリカの作曲家、編曲家、指揮者、教育者であり、特にジャズとクラシック音楽の分野で活躍しています。マンハッタン音楽学校とジュリアード音楽学校で学んだ後、現在は北テキサス大学でジャズスタディーズプログラムの教授として多くの学生を指導。また、同校の名門ビッグバンドである。North Texas One O’Clock Lab Bandに関わり、数多くの楽曲を提供しています。すごい経歴の持ち主であることがおわかりいただけると思います。
私自身は、One O'Clock Lab BandのCDで彼の楽曲のレコーディングを沢山聴いていましたので、彼の名前は以前からよく知っておりました。楽曲の特徴を一言で示せば、「聴きやすく演奏しやすいコンテンポラリー」になると思います。
リッチ・デローザさんのビッグバンド楽譜は、オリジナル曲を中心にSierra Musicより出版されています。また、出版社より依頼されてアレンジされたと思われるビッグバンド楽譜がBelwin Jazzより出版されています。
今日は人気のある6曲をご紹介していきたいと思います。
奇をてらわない5/4のアレンジです。リッチ・デローザさんのちょっとした仕掛けが所々にありそれがカッコいいです。
アルトサックスにソロがありますが、コードは書いてないので、記譜されたまま演奏します。
カウント・ベイシーの超有名曲を平易なグレードに編曲しているのですが、手抜きしてないですよ!とても使いやすいアレンジです。
実はこのあレンジは、ウィントン・マルサリスが関係しているJazz at Lincoln Centerの“Jazz for Young People”のカリキュラムで採用されている正統派アレンジです。
Twinkle, Twinkle Little Star(きらきら星)
ベイシー・スタイルのスロー・スウィングでピアノのソロがフィーチャーされています。心が落ち着くアレンジです。
これもJazz at Lincoln Centerの“Jazz for Young People”のカリキュラムで採用されているアレンジです。
ストレートアヘッドなA Trainは数多くのアレンジがありますが、これは完全にコンテンポラリーです。素直にメロディーが出てこないところがなんともいやらしいですが、それもそのはず、世界最高峰の音大生ビッグバンド、北テキサス大学 One O'Clock Lab Bandでレコーディングされたアレンジです。
ちなみに、私の大好きなアレンジです。コンテンポラリーが嫌いではなく他とは一線を画したA列車を演奏してみたいバンドにはオススメ出来ます。
リッチ・デローザさんのオリジナル曲で、ブラジル音楽のリズム形式の一つ、バイヨンにのせた軽快な曲です。木管セクションがFSATB (Flute, Soprano, Alto, Tenor, Bari)なので持ち替えが必須です。当店ではまだ一度も販売したことがないのですが、素敵な曲ですので演奏してみませんか?
この曲は、北テキサス大学One O'Clock Lab Bandのディレクターを務めていたこともあるアメリカの作編曲家でもあり教育者のNeil Slaterさんに捧げる曲です。美しいバラードでピアノがフィーチャーされています。10ブラス(5Trp 5Trb)版のプロ・ヴァージョンと8ブラス版(4Trp 4Trb)があります。
いかがでしたでしょうか?出版社からの依頼によるアレンジとSierra Musicから出版されているアレンジやオリジナルを聴き比べると、全くの別人の作編曲家と思うくらいに違いますよね。見事だと思います!
気に入った楽譜があれば、是非演奏してみてくださいね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください
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