皆さん、こんにちは
今日はあまり天気が良くないようですね。
昨日は滋賀県から5時間かけて事務所に戻ってきたんですが、途中かなり雨が降り、オートクルーズがセンサー異常でしばらく動作しなかったのでとても疲れました。でもしっかりと睡眠をとりましたので、今日も元気に頑張りたいと思います。
さて、土曜日はクリス・ウォールデンさん率いるPacific Jazz Orchestraの講演を聴きに行ってきました。セットリストは講演によって少しづつ違うらしいのですが、当社で販売させて頂いているアレンジ6曲(ヴォーカル入りを除く)中、なんと5曲を演奏してくださいました。よく知っているアレンジですので、本当に楽しめました。
なかでも、人気があったのがStolen Momentsです。実はこのアレンジ、楽譜の販売数としてはクリスのアレンジのなかで一番少ないのですが、実際に演奏を聴いてかっこいいと思った方が少なくなく、会場で楽譜を買って下さった方もいらっしゃるほどでした。
ということで、本日のお題は「Stolen Moments」のビッグバンド楽譜です。ご紹介していきましょう!
まず、この曲についての基礎知識ですが、
- 12小節のブルース進行を基盤にしていますが、従来のブルースとは異なり、より複雑な和声進行を取り入れています。
- マイナー・ブルースの雰囲気を持ち、特に魅力的な和声進行が曲の特徴です。
- 最初に収録されたのは、1961年リリースのアルバム「The Blues and the Abstract Truth」ですが、これはビッグバンドではありません。
それでは、Stolen Momentsのビッグバンド楽譜のご紹介をしていきます。
Oliver Nelsonはこの曲の作曲者ですので、自らビッグバンドにアレンジしたオリジナル中のオリジナルです。
オリバー・ネルソンの代表作。オリジナルはブルージーなスウィングですが、これを16ビートにアレンジしています。リズム形式が全く違うにもかかわらず、ブルージー透明感のある雰囲気はそのまま継承されています。メロディはフルートやフリューゲルホルンを使うことで透明感のある美しい雰囲気に。中間部の短いサックスソリも曲を盛り立てています。
出版社が参考演奏を公開していないのですが、YouTubeにアメリカのLakota West High School Jazz Ensembleの演奏がアップされていたのでこちらを拝借させていただきます。テイストはオリヴァー・ネルソンの雰囲気を踏襲しています。
このアレンジもオリヴァー・ネルソンの雰囲気を踏襲していますが、初中級グレードで演奏しやすくなっています。雰囲気もとても良く、グレードの低さを感じさせないアレンジです。
いかがでしたでしょうか。私感ですが、トラディショナルなアレンジであればオリジナルであるOliver Nelson、そうでないものを望まれるのであれば、Chris Waldenのアレンジをオススメいたします。
気に入ったアレンジがあったら、是非演奏してみてくださいね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください
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