皆さん、こんにちは
ゴールデンウィークが終わった途端に雨が続きそうですね。ゴールデンウィークの天気が持ったことを良しとしたいと思います。
さて、昨日5月6日にビル・ホルマンがお亡くなりになったそうです。享年96歳でした。
ビル・ホルマンさんについて
(Wikipedia・英語)
ビル・ホルマンは、アメリカのジャズ・テナー・サックス奏者、作曲家、編曲家です。彼はビッグバンドやジャズ・アンサンブルのための素晴らしいアレンジと作曲で知られています。彼の編曲は、特にスタン・ケントン・オーケストラのために書かれたものが有名で、その独創性や革新性が高く評価されています。
ビル・ホルマンのアレンジは、難易度の高いハーモニー、リズム、そしてモダンなアプローチで知られています。彼のスタイルは、スタン・ケントン、ウディ・ハーマン、ネルソン・リドル、そしてその他多くの有名なバンドやミュージシャンに影響を与えました。
また、自身もテナー・サックス奏者としても素晴らしい演奏をしており、彼のプレイにも高い評価が寄せられています。ホルマンの音楽は、ジャズの伝統と革新を融合させたものであり、彼の貢献はジャズの世界において大きな足跡を残しています。
私のバンドでも演奏したことがあり、その結果から大きな声でオススメしたい2タイトルをまずご紹介させて下さい。
アレック・ワイルダーの名曲です。トロンボーンをフィーチャーしています。私がこの曲を知ったのはアンディ・マーチンの自主制作アルバム「Project」に収録されていたのを聞いたときでした。アンディのプレイは勿論ですが、アレンジに感銘を受け、すぐにバンドでも演奏させて頂きました。
ただし、難易度がとても高く激ムズです。バンド+ソリストになりますので、トロンボーンが5人いるか、ゲストで素敵なトロンボニストをお迎えして演奏するのが良いかと思います。
ジミー・ヴァン・ヒューゼンの名曲ですね。テナー・サックスをフィーチャーしています。標準編成で演奏出来ます。シドニーのビッグバンドの演奏がYouTubeに上がっていましたので、ちょっと聴きづらいですが参考になさってください。
どちらも典型的なビル・ホルマンのサウンドです。濃密なオーケストレーションは好みが分かれるとことかもしれませんが、好きな人にはたまらないと思いますよ。
次に、人気のある楽譜を5つご紹介させていただきます。
カウント・ベイシー楽団のアルバム「I Told You So」に収録されていあるアップテンポの曲です。。ソロはピアノとテナー・サックス、そしてかなり広大なドラムスのソロ・スペースがありますので、セットリストの最後の曲に最適だと思います。
ビートルズのナンバー「ノルウェーの森」です。バディ・リッチ楽団が演奏しているアレンジとして有名です。
スタン・ケントン楽団のレパートリーですが、私はロブ・パートンのビッグバンドの演奏でこの曲を知りました。アップテンポのノリの良いスウィングです。
ドク・セバリンセン率いるTonight Show Bandのヴァージョンです。トランペットは4+1の構成ですが、4人でも演奏できる様に考慮されています。
トロンボーンをフィーチャーした美しいバラードです。編成が大きいのが難点です。
いかがでしたでしょうか。独特な世界観のあるビル・ホルマンのアレンジ。沢山のバンドから愛されて演奏されてきました。以下に、楽譜の一覧のリンクを示します。
ビル・ホルマンの楽譜一覧
楽譜が沢山出版されていますので、上記ののみならず、気に入った楽譜があれば、是非演奏してみてくださいね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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