皆さん、こんにちは
台風かと思うような強い南風でした。
事務所のビルの前にある駐輪場の自転車が全部倒れていましたよ。凄かったです。
さて、NHKの朝ドラ「ブギウギ」が本日最終回でした。福来スズ子が引退コンサートをやる場面があったのですが、何曲か聴けるのかと思いきや、「東京ブギウギ」1曲だけだったのはちょっと残念。あと1曲くらいは聴きたかったです（できればラッパと娘）。
そこで、今日は「ブギウギ」「Boogie Woogie」がタイトルに含まれるビッグバンド譜を探してみました。
まず「ブギウギ」は吹奏楽などの他のジャンルの楽譜を含めても、「東京ブギウギ」しかありませんでした。
東京ブギウギ (arr. 赤塚謙一）
現在人気沸騰中のアレンジで、歌ありでもなしでも使えるハイブリッドアレンジです。笠置シヅ子の原曲に忠実にアレンジされています。
CMでも使われていましたし、とても聞きなじみのある曲ですよね。
続いて、「Boogie Woogie」がタイトルに含まれるビッグバンド譜です。
Boogie Woogie (Count Basie / arr. 内堀勝）
そのまんまのタイトルです！内堀さんのアレンジはすでに内堀さんの自主出版で当社でも発売しておりましたが、ベル･ミュージック・プレスに出版元を変えて4月上旬に発売開始予定です。
内堀さんのアレンジのYouTube映像がないので（あるにはありますが許可を得ていません。よかったら探してみてください）、オリジナルの演奏を参考的にどうぞ（ビッグバンドではありません）。
Boogie Woogie Bugle Boy (arr. Stephen Bulla)
The Andrews Sistersが1941年に歌っていたヴァージョンを歌無しでアレンジしています。中上級グレードです。
余談ですが、Stephen Bullaは吹奏楽の作曲家です。それなのに本格的なジャズアレンジも出来るんですよね。アメリカではこれが普通です（これ以上は反感を買うのでいいません
）。
Boogie Woogie Bugle Boy (arr. Michael Sweeney)
こちらはグレード2の平易なアレンジですが、この曲のイメージによくあったアレンジではないかと思います。
TD's Boogie Woogie (arr. Tommy Dorsey)
TDは見て解るとおりTommy Dorseyですね。トミー・ドーシーのために書かれ、トミー・ドーシー楽団によって演奏された曲です。
Hamp's Boogie Woogie (arr. John Bambridge)
Hampは作曲者のライオネル・ハンプトンのHampです。ドク・セバリンセン率いるTonight Show Bandのアレンジです。
The Woogie (Wycliffe Gordon)
トロンボーン奏者ワイクリフ・ゴードンのオリジナル曲です。Jazz at Lincoln Centerの“Jazz for Young People”のカリキュラムで使用されているアレンジですが、なにげにとても楽しい曲とアレンジ。このブログを書くのに改めて聴いてみてやってみたいと思ってしまいました！
Red Bank Boogie (Count Basie / arr. Frank Foster)
採譜ではなく、オリジナルのスコアより商品化されている正真正銘のカウント・ベイシー楽団の楽譜です。
如何でしたでしょうか？ある意味よく似た曲が多かったかもしれせんが、ブギウギは古き良き時代を感じますよね。
さりげなくセットリストに入れても好いかもしれませんね。
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私は一番最後のThe Woogieを演奏してみたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な一日、そして週末をお過ごしください
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