皆さん、こんにちは
寒い風がビュンビュン吹く一日になりそうです。
花粉も飛びまくっていますね。車のボンネットが黄色くなっていて、走り始めると、スーっと流れてなくなるのが面白いです。
さて、今日はディズニーの名曲、「星に願いを」のビッグバンド譜をご紹介させてください。
これだけの有名曲、さぞかし沢山のアレンジがあるのでは、と思うのですが、実はベル･ミュージック・プレスで4アレンジ（ビッグバンド+ヴォーカル含む）、東京ハッスルコピーから1アレンジ、それ以外だとHal Leonardから中級グレードのアレンジが1つ。これだけしかないんです。かなり意外です。
Hal Leonardの楽譜は参考演奏もないので、どんなアレンジかをお伝えするのも難しいです。なので、本日はベル･ミュージック・プレスと東京ハッスルコピーのアレンジのご紹介となります。
まずは、ベル･ミュージック・プレスの楽譜をご紹介いたします。
星に願いを、arr. by 赤塚謙一
1st アルト・サックスをフィーチャーした、バリバリアップテンポのアレンジです。ソロスペースのあとにはサックス・ソリもあり、1st アルトの方はとても大変そうです！それでも果敢に挑戦されているバンドは少なくなく、人気のあるアレンジです。
星に願いを、arr. by 宮嶋みぎわ
みぎわさんのアレンジはコンテンポラリーです。サドメルを彷彿させるハーモニーとブラシによるリズムの刻みが大人の雰囲気を感じさせるジャズ・ワルツで、NY風のスモーキーな和音が聴き手を引き込みます。正直とっつきにくいと思うのですが、こなれてくるとこの緻密なアレンジ、虜になると思います。
ソロは1st Tromboneとベースなのですが、アドリブサンプルはプロの奏者が書いてくださっており、トロンボーンが榎本裕介さん、ベースが寺尾陽介さんです。むしろ書き譜をそのまま演奏することをおすすめ致します。
星に願いを、arr. by Chris Walden
クリス・ウォールデンのアレンジもコンテンポラリーで、アップテンポ気味のジャズワルツです。アルト・サックスをフィーチャーしています。アドリブのあとのテュッティは4ビートのスウィングで雰囲気を変えてくるのもカッコ良くステキです。そのあとまたジャズ・ワルツに戻ります。
みぎわさんのアレンジもそうですが、コンテンポラリーと言っても難解なものではなく、一旦なじんでしまえば、その素敵な雰囲気に魅了されると思います。
星に願いを、arr. by 砂田知宏 (BB+Vocal)
砂田さんのアレンジはヴォーカル入りです。キーはBb/B。
最初に自由なテンポでのバラード、そして短いドラムソロでテンポを決めてアップテンポのスウィングになります。中間部のサックスソリ～金管のユニゾン～管楽器全体の絡みがさらに曲を盛り上げています。
この4アレンジの中で一番人気があるのは砂田さんのヴォーカル・フィーチャーのアレンジです。きっと、この曲を歌いたい方が沢山いらっしゃるのだと思います。バンドだけのアレンジだと赤塚謙一さんのアレンジがダントツで人気あります。
次にご紹介させていただくのは、東京ハッスルコピーの楽譜です。
星に願いを、arr. by 前田憲男
以前、土曜日の夜に「チューボーですよ」という番組で使われていた前田憲男さんのアレンジです。すでに廃盤になっていますが、「前田憲男編曲ディズニーセレクション」というアルバムに収録されていたアレンジです。
この楽譜が出版されるときに、一連の楽譜を全て演奏するライブが開催され、東京ビッグバンドによって演奏されており、それがYouTubeで公開されています。
他社の楽譜ですが・・・日本人には一番しっくりくるアレンジではないかと思います！
冒頭にも書きましたが、輸入譜で沢山ありそうなこの曲のアレンジ、探しても1アレンジしか見つからず、それも参考演奏がないので今回は取り上げませんでした。それでも数十冊売れているのですから不思議ですが、その頃には他に選択肢がなかったんだと思います。
今はヴォーカル・フィーチャーを含め5アレンジが手に入れやすい状況ですので、是非みなさんのバンドでも演奏してみてくださいね。
ご注文お待ちしています
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください
ご注文、商品閲覧はこちらからどうぞ！
本店：
YAHOO！店：