皆さん、こんにちは
昨日までの天気が嘘のように青空の広がるすがすがしい朝でした。しかし、車のボンネットは黄色く染まっていました。スギ花粉、本格的に飛散しているようですので、花粉症の方には辛い時期ですね。
私も花粉症ですが、地元産の菊芋茶を愛飲しているおかげか、目立った症状はなく、一日に1-2回点眼薬をさす位です。数年前までは本当に酷かったのがウソのようですよ!
本題に入る前に、本日「東京ブギウギ」のビッグバンド譜を発売開始いたします。当初28日の予定でしたが、2日前倒しになりました。バンドだけでも歌を入れても使えるハイブリッド版です。「ハッピー☆ブギ」、「ラッパと娘」と一緒に朝ドラ「ブギウギ」三部作で演奏してみませんか?
さて、今日のお題に入りましょう。今日のお題は、「J.J-Standard シリーズ」です。
「J.J-Standard」は、関西ビッグバンド界の雄といわれるアロー・ジャズ・オーケストラがリリースしているCDのシリーズで邦楽曲ばかりを収録しています。これまでVol. 1~3までリリースされていましたが、残念ながら全て廃盤になっています。情報だけは残してありますので、どんなランナップだったかはご覧いただけます。
ビッグバンドで聴いてみたい曲を公募
東北地方太平洋沖地震直後だったこともあり「聴いて元気になれる曲」を収録
J.J-Standard III 夕暮れの我が家~漫画と共に~
漫画に焦点を絞った力作揃い。アニメといわず漫画というところにその意味を感じて下さい
これらの収録曲のビッグバンド譜を商品化したのが「J.J-Standardシリーズ」で、選りすぐりの16タイトルをラインナップしています。
楽譜のラインナップの全貌は以下のリンクからご覧頂けます。
いつものように人気楽譜のご紹介をしたいと思うのですが、1年以上前と全く同じなので、今日は人気楽譜と共に、逆に人気のある楽譜に比べると販売数が少ない楽譜にも良いアレンジがありますので併せてご紹介したいと思います。
まずは人気楽譜。ダントツの売れまくりの1位はこの楽譜です。
第1位 恋のバカンス (arr. 宮哲之)
スウィングの似合う曲ですね!
第2位だって沢山販売させていただいているのですが、上記の第1位はその倍売れているので大人気です。
第2位 見上げてごらん夜の星を (arr. 宮哲之)
2ビートのリラックスしたスウィングから始まり後半4ビートになります。美しいアレンジです。
第3位 サザエさん (arr. 宮哲之)
あのほのぼのとした「お魚くわえたどら猫・・・」がオールド・ジャズ風で、やはりほのぼのとしたスウィングで始まります。トランペットのアドリブ・ソロの後は有名なスタンダード曲のフレイバーを持つサックス・ソリにつながります。
第4位 高校三年生 (arr. 宮哲之)
ドラムスのソロに続いてトランペットのソロでメロディー、そしてイントロへと突入しますが、誰が聞いても明快なシング・シング・シングとのコラボレーションです。
第5位 鉄腕アトム (arr. 前田憲男)
10万馬力のエネルギッシュなこの曲をアップテンポの4ビートのスウィングにアレンジ。マーチの要素も入っており、鉄腕アトムが颯爽と空を飛ぶ感じがイメージ出来ます。
第6位 青い山脈 (arr. 前田憲男)
服部良一の名曲「青い山脈」をトラディッショナルな雰囲気のスウィングで。
第7位 魔法使いサリー (arr. 中路英明)
軽やかなスウィングでイントロがスタートしますが、すぐさまノリのよいファンクにリズムが変わります。何かと似ていると気づいたあなたはビッグバンド通です!バディ・リッチのSlo-Funkにそっくり!
第8位 翼をください (arr. 石田ヒロキ)
この曲を初めて聴いたときにあまりの素晴らしさと美しさで涙が止まらなくなった思い出があります。フルートまたはテナー・サックスをフィーチャーしていますが、どの楽器でもフィーチャーできる様にソロ譜をC/Bb/Ebを用意しています。
第9位 時代 (arr. 小林充)
中島みゆきの「時代」をドラマティックなジャズ・バラードにアレンジ。
第10位 若いってすばらしい (arr. 宮哲之)
槇みちるが歌う日本を代表する歌謡曲。作曲者の宮川泰が自分自身で最も気に入っていたと公言するほどの名曲です。
ここまでが上位10タイトルですが、逆に人気のある楽譜に比べると販売数が少ない楽譜をいくつかご紹介いたします。
北国の春 (arr. 宮哲之)
カッコいいんですけどねー。季節性があるからかもしれません。あとはトランペットの最高音が高い!?
心の旅 (arr. 中島徹)
チューリップの「心の旅」がフォークソングからブルージーなジャズに変身!凄いカッコイイですよ!
知床旅情 (arr. 宮哲之)
古い感じのスウィングでイントロからしばらくはアドリブが続きます。バッキングで少しずつメロディーを匂わしながら曲の約半分が終わったところで有名なメロディーが登場するという仕掛けです。軽快でとても楽しいアレンジです。
1st Altoはクラリネットの持ち替えが記載されており、トロンボーンのアドリブと一緒にアドリブを演奏するようになっていますが、ソプラノサックスでも構いませんし、持ち替えなしのパート譜も同梱されていますので、持ち替えなしでも演奏できます。
如何でしたでしょうか?このシリーズの多くのアレンジは、アメリカのジャズの曲のフレーバーを入れています。この組み合わせの意外性も支持されている一因かもしれません。
兎にも角にも、CDが手に入らないので1曲全体をお聴かせ出来ないのがもどかしいのですが、年齢の高い層には確実に受け入れていただけると思いますし、気に入った楽譜があれば、是非演奏してみてくださいね。
ご注文、お待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください
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