皆さん、こんにちは雨雨雨

土曜日に洗車したんです。そしたら、日曜日の夜中に雨。洗車あるあるですよね。さらに、今日も雨だし、今週は晴れ予報がなく、毎日雨やさらには雪まで!洗車あるある、ちょっと過激ですガーン

 

 

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さて、バンド合奏前に皆さんや皆さんのバンドではどんなウォーミングアップをするでしょうか。

 

個人レベルのウォーミングアップでは、ロングトーン、スケール、金管奏者であればリップスラーなど、やることは沢山ありますね。そして、個人レベルでのウォーミングアップでジャンル問わず金管奏者の沢山の方が使われているのが、Hip-Bone Musicのウォーミングアップ教本です。

 

ただ、これらをやる前に、そもそも体が楽器を吹くモードになっていないと、ウォーミングアップの効果は半減します。そこでオススメなのは、楽器を吹く前(吹いている途中でも良いですが)に筋肉のウォーミングアップです。

 

 

簡単に言うと、インナーマッスルを使って演奏ができる様にするための準備運動です。上記の動画が全身をやっていますが、手と腕だけでも十分に効果がでるので、騙されたと思ってまねてやってみてください。運動するときには準備体操しますよね。それと一緒です。

 

ちなみに、上記動画でこれをやっているのは声楽家の方で、実際にこの方のビフォーアフターの声を聴いていますが、声量も声の質も格段に良くなっていました

 

なお、筋肉をほぐすためにストレッチをやられている方もいると思います。ストレッチそのものは良いものですが、ストレッチは筋肉を緩めます。それに対して楽器演奏には張りのある筋肉を必要としますので、ストレッチしたまま合奏するのではなく、筋肉を演奏モードに戻してあげると良いです。どうするのか・・・簡単です。手をグーパーを何回かしてみてください。それだけでOKです!

さて、今日のお題にやっと到着しました。個人レベルのウォーミングアップをしたあとに合奏練習を始めると思いますが、バンドレベルでのウォーミングアップはやっていますか?いきなり、難曲をどどーんと合奏していませんか?

勿論、バンドの方針があると思うので、絶対にやらなきゃダメとかそういう話ではないのですが、バンド全体のグルーヴ感を統一したり、ダイナミクスを整えたりなど、その効能はバンドにとって良いことしかありません。

 

ベテランのバンドでは、グルーヴ感の統一などあうんの呼吸で出来るのかもしれませんが、様々なスキルのメンバーが集まっていた場合、スウィング感や音価がまちまちでバンドのサウンドの塊感に欠けるということがあるかもしれません。

 

そういうときにバンドのウォーミングアップが効果的なんです。

 

いろいろな方法論があると思いますが、バンドのウォーミングアップを体系的に楽譜化しているウォーミングアップ教本を使うのが手っ取り早いと思いますので、いくつかご紹介させてください。

 

四角オレンジ10分間のジャズ奏法ウォーミングアップ

(The Ten Minute Jazz Warmup)

どちらかというとスウィングに特化したウォーミングアップ教本です。今日紹介する中では一番売れていると思います。

 

Jazz Chorale, Doo-Dots, Major Scales and Major 7th Chords, そして総仕上げ的なKicksという4つのパートで構成されています。

 

Jazz Choraleでは、ジャズのコードのハーモニーとダイナミクスの統一に主眼を置いています。最初ぐちゃぐちゃになるかもしれませんが、何度かやってみると良いですね。私のバンドでは最初にmfの大きさを統一してから楽譜通りのダイナミクスで通しています。

 

Doo-Dotsでは、ジャズ特有のアーティキュレーションとスウィング・リズムのための練習をします。

 

Major Scales and Major 7th Chordsでは、全てのメジャー・スケールとメジャー7thのコードが含まれています。これは結構キツイです!

 

最後のKicksでは、12小節のブルース・スタイルの練習をします。アーティキュレーションやダイナミクス、音価に気をつけながら、アップビート(拍の裏)とダウンビート(拍の表)の演奏をリズムセクションと一体化できる様に演奏します。ドラマーは様々なビートでバンドの演奏を導くための“キック”の使い方について学ぶ良い機会となります。また、ピアニストはコンピング(伴奏)をしながら、カウント・ベイシースタイルのフィルをいれる練習もできます。

 

とても上手く体系づけられており、他のウォーミングアップ教本よりずば抜けて売れているのも解ります。ただし、スウィングが基本ですので、他のリズムパターンがありません。しかしながら、例えば、Doo-DotsをEvenで演奏するなど使い方次第でいろいろ応用が利きますよ!


四角オレンジInstant Warm-Ups

8つのウォーミングアップパターンがありますが、リップスラー、ドリアン・スケールの練習以外は、普通の曲の様な雰囲気で楽しみながらウォーミングアップするスタイルです。

 

四角オレンジJazzers, Start Your Instruments

スウィング、ロック、バラードの3パターンを練習しながらウォーミングアップ出来ます。4つのパートに分かれてていて、最後にまたスウィングになりますが、ここではリズム、アーティキュレーションとフレージングを楽しく学べます。

 

きっちりスウィングのウォーミングアップをやりたいなら、10分間のジャズ奏法ウォーミングアップをオススメ致しますが、いろいろやってみたいのであれば、他の2つをオススメします。時間が取れれば、組み合わせて使ってもいいですよね。

 

ぜひ、このような教材も積極的に活用していただければと思います。私のバンドも社会人バンドですが、リハの合奏の最初や、ライブのときでも可能な場所では最初に「10分間」を使っています。

 

これらの教本はどんなバンドにもオススメ出来ますが、小学校~高校生のビッグバンドには絶対的にオススメです。大学生の学バンなどでも、ジュニアバンドには初心者が入るケースもあると効きますので、効果があります。

社会人バンドでも、それぞれの方の音楽遍歴には隔たりがあるかもしれないので、それぞれが違うスウィング感やダイナミクスで演奏する可能性がありますから、これらを使って素敵なサウンド作りをしてみては如何でしょうか?

 

ご注文、お待ちしています!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

素敵な一日をお過ごしください飛び出すハート

 

 

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