皆さん、こんにちは
月曜日が振替休日だったので、あっという間に金曜日になりました。と言っても、月曜日も当社主催イベントですので、今週もがっつりと働かせていただきました。
さて、今日は、Rick Stitzelさんのビッグバンド譜についてご紹介いたします。輸入譜ではなく、ベル・ミュージック・プレスで出版しているアレンジ作品です(=即納可能)。
もともとはWithout a Songのビッグバンドアレンジを私自身が演奏したくてコンタクトを取ったのが最初でした。そして、このアレンジをベル・ミュージック・プレスで出版することを承諾して頂き、その後も「何か良いアレンジないですか?」とお伺いをしているウチに現在6曲をラインナップしています。
同様のブログは以前にも投稿しているのですが、昨晩たまたまWithout a Songのご注文を頂戴したので、このアレンジをもっともっと演奏して頂きたく、またリックさんの他のアレンジにもご注目いただきたいので加筆の上投稿させていただきます。
私はリックさんの温かみのあるアレンジがどれも大好きなので優劣が付けられません。なので、今回はランキング形式ではなく、出版順にご紹介していきます。
2009年に第一弾として3曲出版させていただきました。
「二人でお茶を」で有名なビンセント・ユーマンの曲。以前アメリカの出版社で出版されていたようですが、私が演奏したいと思ったときには絶版※になっていたようで情報がなく、リックさんに連絡を取り出版にこぎ着けました。
トランペット&トロンボーンが各5パートとありますが、標準編成(各4パート)で演奏可能です。
※以前にHal Leonardから出版されていたようですが、完全に同じかどうかは解りません。
気持ちの良いアップテンポ気味のスウィングです。素敵な曲なのに意外とビッグバンド譜がないと思っていたらリックの素敵なアレンジに出会えました。このアレンジも5Trp+5Trbなのですが、4Trp+4Trbで演奏可能です。
Nancy (with the Laughing Face)
そして極めつけがアルトサックスをフィーチャーしたNancy。ジミー・ヴァン・ヒューゼンの名曲です。アルト・フィーチャーですがイントロはリード・トランペットが浪々と歌い上げます。YouTube映像は、この曲のレコーディングでお世話になった大阪のグローバル・ジャズ・オーケストラです。
次にご紹介するのは、ビートルズのナンバーとして有名なこの曲です。
1957年のブロードウェイ・ミュージカル「Music Man」で使われ、1958年にはソニー・ロリンズのアルバム「フリーダム・スイート」でカヴァーされています。日本ではザ・ビートルズのナンバーとして有名ですが、このアレンジではカウント・ベイシー・スタイルのミディアム・スウィングに仕立て上げています。
一番最近には素敵なバラードを2曲出版させていただいています。
酒バラですね。Jim Widner Big Bandのアルバム「Yesterdays and Today」に収録されているアルトサックスをフィーチャーした美しいバラード。
ガーシュインの名曲Embraceable Youをテナーサックスをフィーチャーした美しいバラッドで。ソロ・スペースは倍テンポです。こちらもJim Widner Big Bandのアルバム「Body and Soul」に収録されていたものです。
上記デモではトロンボーンもフィーチャーされていますが、この楽譜はあくまでテナー・サックスのフィーチャーです。
Rick Stitzelさんのアレンジ作品のYouTubeビデオを探すのはなかなか大変ですが、こんなに素敵なアレンジがあることを是非知っていただきたく、また気に入っていただければ演奏していただけるととても嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください
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