昨日のJS Bigband Session盛り上がりました！演奏曲もご紹介！

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さて、昨日2月12日は振替休日でした。3連休の方も多かったと思いますが、当社は土曜日は臨時営業、日曜日は吹奏楽のイベント、シンフォニック・ジャズ＆ポップス・コンテストのブース出展、そして昨日は第5回JS Bigband Sessionでした。

勿論疲れましたが、二日続いたイベントはとても有意義で、新しい出会いや11年ぶりの出会いなどもあり、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

吹奏楽イベントのシンフォニック・ジャズ＆ポップス・コンテストは「ジャズ」と入るものの、演奏曲はほぼポップスよりでしたが、中学生から大人まで、皆さんどんどん上手になってきており、少なからず当社出版の教本である「10分間のジャズ奏法ウォーミングアップ《吹奏楽版》」もスキル向上に寄与させていただけているようで嬉しかったです。これは、ビッグバンド用のThe Ten Minute Jazz Warmupの吹奏楽版で、本家ビッグバンド用も沢山のバンドがスウィングの演奏のメソッドとして使われていますよね。私のビッグバンドもウォーミングアップで必ず使っています。

さて、話を本題の方に戻し・・・

昨日2月12日は第5回JS Bigband Sessionでした。この開催は3度目の正直回でした。というのも、最初に企画したのが2020年5月でしたが、コロナ禍で中止。次にちょうど2年前の2022年2月11日に企画しましたが、これもコロナの状況がよろしくなく直前で中止を決定。2度の中止を経て今回3度目の正直回になったわけで、2020年2月11日に開催した第4回からは実に4年ぶりの開催となりました。

一般的なジャズのセッションとは全く異なるこのイベント

当日まで演奏曲は一切お知らせず、当日のおたのしみ
ビッグバンドの楽譜を演奏するので、アドリブスペースがあっても安易に引き延ばさない。アンサンブルを愉しむのが目的。
ベル･ミュージック・プレスの正規の楽譜を演奏するので、コピー譜など怪しい楽譜はなし
気に入った楽譜があれば、先着1名ですが、楽譜をその場で購入出来る

JSはJapanese Soundsの略で、基本的には日本の曲のビッグバンドアレンジを愉しむのですが、今回から方針を変えて、「日本人のアレンジを愉しむ」となりました。JSの意味合いが変わってしまいましたが、そのまま継続して使っています。

会場の雰囲気はこんな感じです

リズムセクションは基本1パート1名で、複数名いる場合は物理的なスペースの問題もあり、交代で演奏して頂いています。今回はピアノさんが2名参加でした。

管楽器は全てのパートを通常の倍の人数募集しました。つまり満席になった場合は、サックス10人、トランペットとトロンボーンは8人です。

セッションの流れとしては、

まず曲を聴いていただく
1回通し
進行役もしくはゲストのプロ奏者のアドバイスを受け
2回目の通し

という感じで楽譜をこなして行きます。

進行役は毎回、有坂由美さんです。ゲストのプロ奏者は毎回違いますが、今回は桐山絵里子さんが来てくれました。桐山さんと言えば歌謡Noteのリーダーであり、アレンジャーでもありますので、アドバイスも的確で2回目の通しはどの楽譜も素晴らしいものでした。

実際に使った楽譜は以下の通りです（演奏楽譜順）。

・ブルースカイブルー (arr. 桐山絵里子）

西城秀樹の名曲

・かもめが翔んだ日 (arr. 桐山絵里子）

この日の一番人気でした。

・ラッパと娘 (arr. 赤塚謙一）

NHKの朝ドラでも使われていて、今が旬の曲。歌あり、歌無しのどちらでも使えるハイブリッドアレンジで今回は歌無しで演奏しました。

・Beautiful Smile (arr. 赤塚謙一）

曲名を知っている人はほぼゼロ。しかし、曲を聴いてもらうと「高須クリニック！」と、テレビが家にない人を除き全員知っていたというこの曲。めっちゃ盛り上がりました。

・Switch in Time (trans. 三塚知貴）

JSの解釈を変えたことで投入出来たベイシーの定番曲です。

管楽器がほぼ倍人数いることでともすれば演奏が破綻するのではとも思われますが、そこは大人の演奏です。1回目の通しでは多少そんな感じがあっても、2回目の通しではよいアンサンブルになりました。

逆にほぼ倍というのが良いのです。中途半端にどこかのパートが多かったりするとかえってバランスがおかしくなりますが、ほぼ倍ですと、以外とバランスは保たれるものなんですね。