皆さん、こんにちは晴れ晴れ晴れ

冬らしい冬です。どんよりとした雲が空を覆い、寒いです。

体を温かくして過ごしましょう!

(これ以上、前書きが思いつきませんでした爆  笑

 

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さて、ビッグバンド譜のほとんどにはアドリブスペースが設けられており、ビッグバンド譜の楽しみな部分でもあり、アドリブが来た人によっては苦痛な場合もありますね。

 

以前、某有名ビッグバンド編曲家の方が演奏の好評として言われていたことが今でも忘れられないのですが、

 

音楽はストーリーであるということを忘れてはならない。アドリブもそのストーリーの一部である。アドリブの前までのアンサンブルがとても良くても、アドリブに入った途端に演奏者の独りよがりな演奏や流れにそぐわないアドリブを演奏してしまうと、そこでストーリーは終わってしまう。アドリブは演奏すれば良いというものではなく、アドリブを演奏する人はその演奏がストーリーの1ピースであることを忘れないで演奏してほしい。

 

といった趣旨の話でした。とても深い話で、忘れることが出来ないものです。

さて、ここまでの話とこれからの話は全然関係無いのですが、アドリブスペースはそのバンドによって使い方が違ってもいいと思います。アドリブそのもの、バッキングの入れ方など、クラシカルな音楽と違い、バンドの特性に合わせて変えても良いのではないかと思います。

 

具体的な例として、最近人気のある、Erik Moralesの「Out of the Doghouse」という曲のアドリブスペースに注目してみました。まずは、曲をお聴き下さい。

 

 

このデモ演奏は、譜面通りなのですが、譜面の方にはアドリブスペースにRepeat as needed for solosと書かれています。つまりなんど繰り替えしても良いという指示です。

 

それに対してバッキングは2nd time onlyの指示。

 

デモ演奏だと、アルト⇒テナーの順に演奏していますが、バッキングの2nd time onlyを守ってテナーの時だけにバッキングが入っています。とても不自然に感じます。

この場合、Repeat as needed for solosなので、各2回ずつリピートして、それぞれの2回目にバッキングが入るとしっくりきます。アドリブ奏者が2回も持たないと言わなければですが・・・爆  笑

 

さらに、この曲はアドリブスペースの直後にサックス・ソリが来るので、後半のアドリブの人は大変です!

そこで策としてはRepeat as needed for solosを盾に取り、ギターかピアノに3人目としてアドリブの演奏をしてもらいます。そうすることで、落ち着いてサックス・ソリに入れますよね。

 

アドリブスペースで曲の流れを止めないように、上手く活用出来たら演奏がもっと良くなるかもしれませんので、楽譜の特性、メンバーの特性などを加味して上手く活用出来ると良いのではないかと思います。

 

実は、この曲、自分自身明日のリハでやるので、それを前提に考えていたことをテキスト化してみました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

素敵な一日をお過ごしください。

そして素敵な週末をお迎えください飛び出すハート

 

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