皆さん、こんにちは
先日富士吉田に行っていたのですが、インバウンドで人が溢れんばかりでした。もうすぐ旧正月、さらに人口密度が上がりそうです。
2月には連休が2回もありますが、何かご予定は立てていらっしゃいますか?私は建国記念日は吹奏楽のイベントさんか、そすて翌日の振替休日の月曜日は、自主企画のJS Big Band Sessionです。このセッションは、ベル・ミュージック・プレスの楽譜を使って、ビッグバンドの楽譜演奏を愉しもうというものです。まだ空きがありますし、特にピアノがまだ誰もいないので、是非ご参加下さい!
さて、今日は少し小さな編成のリトル・ビッグバンドの楽譜のご紹介です。リトルなビッグバンド!不思議な表現ですよね。
ビッグバンドは別の言い方では、ジャズ・アンサンブルともいいます。アメリカではこっちの方が一般的です。リトル・ジャズ・アンサンブルならしっくりきますね!
アンサンブルというからには意味があって、1パート1人で演奏するのが原則となります。バンド事情でそうはいかない場合があると思いますが、例えばサックス・セクションだけがが全パート2人ずついて、他のパートが一人づつだったら、アンサンブルとしてはバランスがおかしくなるのは誰にでも理解できることですよね。
問題は・・・全パート分の演奏者がいない場合です。
前述の通り、(特に管楽器は)全パート揃っているのを前提にアレンジされていますので、揃っていないとハモリやダイナミクスに違和感が生まれます。揃わないことを前提にオプショナルで演奏しなくても良いパートがある場合もありますが、大抵はグレードの低い楽譜です。
でも、いないものはいないんだから、パート欠けでやるしかないっしょ?
と思ったそこのあなた!
貴方のバンドのパート欠けの状態にもよりますので、決して完璧な解決策ではないのですが、リトル・ビッグバンドという通常のビッグバンドバンドよりも小さな編成の楽譜を使うという選択肢があることをご紹介させて下さい。
リトル・ビッグバンドの楽譜コーナー
Hal Leonardから沢山の楽譜、しかもよく知られた曲のアレンジが出版されています。編成は、
Alto Sax / Tenor Sax / Bariton Sax
2 Trumpets / Trombone
Guiter / Piano / Bass / Drums
の10人編成(6管+4リズム)です。また、全てを確認したわけではないのですが、Baritone Sax→Trombone、Trumpet 2→Alto Sax、Trombone→Tenor Saxに変更できるよう代替えパート譜が同梱されていますので、フレキシブルに対応が可能です。
当然アンサンブルは6管でハーモーニーが成立していますので、13管必要な標準編成のビッグバンドに比べると厚みがないですが、6管いればハーモニーが成立するというのは心強いですよね。
Hal Leonardのリトル・ビッグバンドの楽譜の売れ筋ランキンもご紹介させて下さい。
1位 Spain
2位 It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing)
※現在出版社在庫切れです
2位 Blue Bossa
3位 Impressions
3位 Pink Panther
5位 Undecided
※出版社の在庫が少ないようです
5位 There Will Never Be Another You
実は以前にもこのランキングをお知らせしているのですが、今回順位が入れ替わったり、下位のランクだった楽譜(Georgia on My Mind)が上記に移動したりと変動があるようです。
毎年新譜も出版されており、昨年2023年は7タイトル出版されています。
Nightingale Sang in Berkeley Square
Chega De Saudade (No More Blues)
販売ランキング上位のアレンジとは別アレンジです。
人数がどうしても揃わない場合は、こういう選択肢があることも是非心に留めておいていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい