皆さん、こんにちは
今日も寒い。暖冬と言われているこの冬ですが、ここ数日はザ・冬な気候になっています。
さて、今日はマイク・トマロさんのビッグバンド譜についてご紹介させてください。
まずは、マイク・トマロさんについてご紹介させていただきます。
マイク・トマロさんは、ジャズの作曲家、編曲家、指揮者であり、教育者でもあります。彼の作品は、大学やプロのジャズアンサンブルで広く演奏されています。ピッツバーグ大学で音楽教育の学士号を取得し、ノーステキサス大学でジャズ研究の修士号を取得しました。
マイク・トマロさんは、数多くのビッグバンドのために作曲や編曲を手がけており、彼の作品は一般的に技術的に挑戦的でありながら、聴衆にアクセスしやすいものです。彼の編曲は、クラシックなジャズスタンダードからポップスやロックまで幅広いジャンルにわたります。
さらに、マイク・トマロさんはジャズの指導者としても活動しており、ワークショップやマスタークラスで指導を行っています。彼の楽曲や編曲は、多くのプロや学生のビッグバンドによって取り上げられ、彼の影響はジャズ界で広く認められています。
マイク・トマロさんの出版譜はすでに絶版になった楽譜を含め200タイトル以上も出版されていますので、知らず知らずのうちに彼のアレンジを演奏しているバンドも多いかと思います。
そんなマイク・トマロさんのビッグバンド譜、人気のある楽譜をご紹介させていただきます。
第1位 One Note Samba
トロンボーン・セクションをフィーチャーした心地よいノリのサンバです。1stアルトにソロが割り当てられていますが、これをトロンボーンに置き換えれば完全なるトロンボーン・セクションのフィーチャーになります。不動の人気1位です。
テナー・サックスをフィーチャーしたバラードです。私のバンドでも数え切れないくらい演奏させていただいていますので、めっちゃオススメです。
※1冊在庫があります。出版社で在庫切れを起こしていますので、演奏してみたいと思ったら速攻ご注文ください。
第3位 Isn't She Lovely
スティービー・ワンダーの名曲を原曲のイメージで。
※1冊在庫があります。出版社で在庫切れを起こしていますので、演奏してみたいと思ったら速攻ご注文ください。
第4位 Manteca
サルサとサンバが交互に織りなすエキサイティングなアレンジです。ソロスペースは1st テナーサックスに割り当てられていますが、工夫次第でサイズの変更やソロを演奏するパートを増やすことも可能です。
私自身は、イントロをさらに自作して増やして、今やファースト/コールとなったトランペッターの方をゲストにお呼びしてめっちゃ盛り上がりました。
第5位 'Round Midnight
アルト・サックスをフィーチャーした透明感のあるバラード。美しいです!途中で短い間ですが倍テンポのスウィングになります。
第6位 Milestones
アップテンポのカッコイイスウィングです。後半アドリブのあとテュッティがありますが、そこを抜けてテーマに戻るあたりがステキです。
第7位 Caravan
シカゴのヴァージョンをベースにしたラテンロックのアレンジです。文句なくカッコイイ!セットリストの1曲目に演奏してほしいです。
アドリブスペースは自由に増やせるので、ここを工夫すると相当面白いですよ。
第8位 Lament
J.J.ジョンソンですからね。当然トロンボーン、というかトロンボーン・セクションのフィーチャーです。ご想像通りの涙もののバラードです。
第9位 Four
マイルス・デイヴィスの有名曲ですね。アップテンポのスウィングで気持ちの良いグルーヴを楽しめるアレンジです。
第10位 Happy (from Despicable Me 2)
アニメーション映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』のサウンドトラックに収録されているファレル・ウィリアムスの曲です。原曲のイメージ通りのロックです。楽しい!
ここまで全てアレンジ作品をご紹介してきましたが、マイク・トマロさんはオリジナルも素晴らしい曲を書かれています。これについては来週またご紹介させていただきます。
それにしても、上記からのピックアップだけでセットリストが作れるほどのバラエティ豊かなアレンジですよね。参考演奏がどれも途中までなのが残念ですが、気に入った曲があれば是非演奏していただければと思います。
1-3位までは1冊ずつですが在庫があります。ご注文お待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な一日、そして素敵な週末をお過ごしください
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