皆さん、こんばんは
昨日からブログネタにするための楽譜調査をやっていたのですが、あまりにもタイトル数が多くて、先ほど一旦終了させてこのブログを書き始めました。
タイトルでネタバレしているのですが
前回ベル･ミュージック・プレスで出版しているカウント・ベイシー楽団が実際に演奏している曲の採譜（＝耳コピー）版の楽譜を紹介させていただきました。
それを書きながら、実際のところ、カウント・ベイシー楽団の演奏のホンモノ、あるいはホンモノに極めて近い楽譜はどのくらいあるのだろうと思っていたんです。
お客様からしてみれば、購入してからで無いとそれが解らないのでは購入をためらいますよね。
そこで、ショッピング・サイトに新たなカテゴリーを設定して、そこをみればホンモノの楽譜が解るようにしました。
しました、といってもまだ途中ですが昨日と今日の作業で現在89タイトルもあります。ここに含まれているのは、
・カウント・ベイシー楽団が実際に使っていた楽譜を綺麗にした（浄書といいます）もの
・カウント・ベイシー楽団のレコードやCDから採譜をしたもの
・カウント・ベイシー楽団が実際に使っていた楽譜をそのまま販売しているもの
の3種類が含まれています。
↓↓↓こちらがその一覧になります。カテゴリー名がなかなか思いつかず、最終的に「リアル・ベイシー」としました。
カウント・ベイシー楽団と一言で表現しても、その歴史が長いので、活動を開始したのが1936年ですので、上記には非常に古い曲も含まれています。
逆にサミー・ネスティコさんの楽譜ともなると、ほとんどここには含まれません。何故から、ほとんどが「教育的配慮」を施されているからです。
また、古い曲になると、いろいろな演奏ヴァージョンがあって、採譜版においてはどれを聴いても微妙に違うということもあり、その確認にとんでもない時間を使ったために、昨日はブログを書けなかったという事実もあります。
なので、お願いしたいのは、極力楽譜とYouTubeの映像を確認しながらチェックをしてはいますが、YouTubeの映像はあくまで参考程度にとどめていただければと思います。大半は一致していると思います。
また、「どのレコードのヴァージョンの楽譜」がほしいという要望もかなえるのが難しいことをあらかじめご了承下さいませ。
最近はゴードン・グッドウィンなどのように、楽譜の販売ありきでCDの制作をしたり、自主制作CDなどに、楽譜を買うならここに連絡してね、と明記されているケースがりますが、一昔前はまずそういうことが皆無でした。楽譜を販売するためにCDを制作したりライブをやったわけではありません。
ですので、「この楽譜はこの録音とここが違う」と言われても、なかなか難しいものがあります。
もしどうしても「この曲のこのヴァージョンを演奏したい」という要望がありましたら、採譜をしてカスタム出版するという方法が無くはないのでご相談下さい。但しお高いと思います
さて、最後に月並みですが、「リアル・ベイシー」カテゴリーの人気楽譜10選をご紹介させてください。
第1位 Orange Sherbert (採譜 三塚知貴）
第2位 Corner Pocket (採譜 Myles Collins)
第3位 Dinner with Friends (採譜 三塚知貴）
第4位 April in Paris (Jeff Hest)
カウント・ベイシー楽団のオリジナルを忠実に再現したアレンジ、という触れ込みなので、教育的出版社なのですが、このカテゴリーに加えています。
第5位 In a Mellow Tone (採譜 Myles Collins)
第6位 Only You (arr. Bob Florence)
カウント・ベイシーとダイアン・シューアのライブ録音より。実際に使われていた楽譜です。
第7位 920 Special (採譜 Myles Collins)
第8位 Lester Leaps In (採譜 Jon Harpin)
採譜と同時に、標準編成に編成拡大をしています
第9位 Flight of the Foo Birds (Neal Hefti)
カウント・ベイシー楽団のオリジナルの楽譜をもとに制作されたホンモノ！
第10位 Tickle Toe (採譜 Myles Collins)
カテゴリーのリストに掲載されている曲はほとんどが聴けますので、是非お楽しみくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な一日になりますように
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