皆さん、こんにちは
今日は暖かですね。事務所の暖房が暑いくらいで消してしまいました(そのあと寒くなったのでまた付けましたけどね)。
知人よりピアソラのビッグバンド譜のご注文を頂いたんですが、そういえばピアソラは特集したことなかったなと思いましたので、本日のお題はピアソラのビッグバンド譜のご紹介をさせてください。
ビッグバンド譜にピアソラのカテゴリーが無かったので、新設すると共に、楽譜情報を精査して更新させていただきました。
↓↓↓は、ピアソラのビッグバンド譜一覧です。
やはり、ピアソラと言えば「リベルタンゴ」が代名詞的な曲ですよね。アレンジも4種類ありましたので、まずは「リベルタンゴ」から。
いきなり言うのもなんなのですが、ちょっと扱いづらいアレンジです。と言うのも、サックスセクションはクラリネットおよびバス・クラリネットの持ち替えがあります。但し、最初の36小節だけなので、持ち替えが無理であれば移調してサックスで演奏するという手はなくは無いですね。ソロ+ビッグバンドの編成なので、YouTube映像のようにバンドネオンのソロで演奏すれば完璧ですが、それが無理であれば、テナー・サックスをフィーチャーするという方法もとれます。
アレンジ作品がほぼラテン系というアレンジャーのアレンジですので、安定しています。それだからでしょうか、リベルタンゴのビッグバンド譜としては一番売れています。
メロディに対して、それ以外がとても厚みがあるので、バランスを上手く取れば素敵な演奏になりそうです。
このアレンジはグレード2の初中級用アレンジです。ラテン・ロック調のアレンジで、十分に聞き映えするアレンジです。
最後にベル・ミュージック・プレスからも。大阪を拠点に活躍しているグローバル・ジャズ・オーケストラのCD「Globarhythm」に収録されているペドロ・ヒラウドのアレンジです。同じく大阪のビッグバンドで演奏しているものがYouTubeにあっぷされていましたので、是非お聞き下さい。
ペドロ・ヒラウドさんは、アルゼンチン出身で現在ニューヨークで活躍しているベース奏者であり作編曲家でもあります。と言うことは、タンゴのアレンジはお手のものですね!
PDF楽譜で、ご注文頂く際には使うバンド名を楽譜に刷り込ませていただきます。
次に有名な曲は、私の中ではオブリビオンですが、これはビッグバンド譜は2アレンジしかありません。しかも、ほぼ同じアレンジで編成が違うだけです。どちらもボブ・カーナウのアレンジです。
哀愁を帯びた幻想的なバラードです。ソロ・トランペット+標準編成のビッグバンドの構成です。
こちらは標準編成のビッグバンドの構成で、4th トランペット(フリューゲルホルン)をフィーチャーしています。Pro Versionに比べると2度低くなっています。
ですが、デモはどちらも同じキーのように聞こえるので、どちらかが出版社のミスであると思えますが、そこのところはあまり気にせずお願いいたします
番外編ですが、ジャズ・トロンボーン・カルテット・ヴォルツのトロンボーン4重奏で、オブリビオンを出版させていただいています。
この2曲以外には、MichelangeroとMumukiが、どちらもFred SturmのアレンジでSierra Musicより出版されています。リベルタンゴも含め、ドイツのHR Big Bandのアルバム「Libertango ! Hommage to Astor Piazzolla」に収録されているアレンジです。CD、アマゾンで売ってたらご紹介しようと思ったのですが、見当たりませんでした。
如何でしたでしょうか?やはりピアソラ演奏するならリベルタンゴなのかな?と感じました。
皆さんのお気に入りのアレンジがあったら、是非演奏してみてくださいね。楽譜のご注文、お待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください
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