皆さん、こんばんは星空

昨日もブログを書くのが遅くなってしまいました。

本日は休業日なので普段だとブログを書かないのですが、妻が夕食を作っている時間に合わせて書いています。

 

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さて、今日は休業日ですが出勤はしていて調べ物をしていました。そんな中目にとまったのがニール・ヘフティさんの超有名曲、Cuteです。この曲、ビッグバンド譜がいろいろあるので、今日はその中からいくつかご紹介させてください。

 

四角グリーンニール・ヘフティ自身のペンによるビッグバンド譜

角田健一さんの採譜版や海外の出版社の採譜版など、採譜をしたものは以前からありましたが、この楽譜はホンモノです。カウント・ベイシー楽団のオリジナルの楽譜をもとに制作されているんです。なので、ホンモノを選ぶなら、これ一択です。

 

 

四角オレンジLush Life Musicの採譜版

最初にホンモノを紹介したのに、採譜版の紹介は必要ないでしょ?と思いますよね。

ちょっとした違いがあるので、そのポイントをご紹介します。

 

ホンモノの楽譜のフルート・ソロが1st Altoなのに対し、Lush Life Musicの採譜版の方は2nd Altoまたは1st Tenorになっています。なので、バンドのソリストの状況に合わせてどちらが良いか選択されることをおすすめ致します。

 

四角グリーン原典版?

イギリスのStudio Musicからキーの違うCuteが出版されています。「1950年代のカウント・ベイシー楽団のレパートリーとなっている原典的な楽譜です。そのため、一般的によく知られているアレンジとは異なっており、また、キーはDフラットです。」とのこと。

 

これかな?というのを見つけました。楽譜が手元にないので確認できないのですが、調が明らかに違いますよね。

 

 

四角オレンジボブ・ミンツァーさんのアレンジ

いくつもあるCuteのアレンジは基本的にはカウント/ベイシー楽団の演奏を踏襲しているのですが、ボブ・ミンツァーさんのはひと味もふた味も違うものです。

オリジナルはサックスセクションがフルートの持ち替えをしていますが、この楽譜はサックスだけで演奏できます。しかし、それでは原曲のフルートを使ったせっかくのオーケストレーションが生かされないので、オプショナル譜でサックス全員がフルートを持ち帰ることが可能な楽譜になっています。

 

ということで、大別するとカウント・ベイシー楽団(またはカウントベイシー楽団風)の演奏をするか、ボブ・ミンツァーさんアレンジの全く違うアプローチをするか、どちらが好きかという判断になると思います。

 

私は個人的にはボブ・ミンツァーさんのアレンジ推しなのですが、いかがでしょうか?是非、ご検討ください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

素敵な週末、そして夏休みをお楽しみくださいやしの木飛び出すハート

 

 

FIRST NOTE (映画「Blue Giant」より)

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