Do Da Dancin’! 9巻
槇村さとる 著
発売日をすっかり忘れてた。
忘れるにも程があるだろ。
鯛ちゃんがいつもの鯛ちゃんではありません。
20代半ばで初めて外国留学。
しかもひとりぽっち。言葉はあまり通じないし。
淋しくて心細いに決まってるよね・・・
下宿先の男の子には「ニタニタ人形」なんて言われて。
なんだろう、フランス人からしてみると、日本人って訳わかんないってことか?
喜怒哀楽がはっきりしてないから何を考えているか分からないって?
食べようと思ってた納豆を捨てられても文句のひとつも言えず。
相手にしてみると、確かに
『言いたいことあるなら言えば?』
て感じなんだろーなー・・・
フランス、というか、欧米社会では、
『あなた』と『私』はまったく別のいきもの。個性。存在。
たとえ相手が年端のいかぬこどもであっても、
一人の人間として接し、意見を聞く。
テーブルを挟んで向かい合っている感じ?
対して日本社会では、
『あなた』と『私』はものすごく近しい。
境界線がないわけではないけど、とても曖昧。
お茶室で隣に座っている感じかな?
相手に自分の意見を言うこと=失礼にあたる、と考える。
部下が上司に意見を述べるようなことがあれば、
その部下は〝反抗的な奴″と思われ敬遠されることもある。
ただ相手の意見・意向を『察する』(空気を読む KYってことですね)
それを『受け入れる』または『受け入れないことをそれとなく示す』だけで、
自分の意見について論理的に説明などしない。
なんだか比較文化論になってきた。
どちらが正しい正しくない、の話ではなくて、
そういうものなのだ。
個人的には『他を尊重して一歩譲る』
日本的な考えが好きなのだけれども。
だけどまー、
『言わなくても分かってくれる』
『雰囲気で察してくれる』
と相手にすべてを委ねちゃダメだよね。
言うべき時には言う!これが大事。
言いたいことはちゃんと言わないと!
伝えたいことの十分の一も伝えられなくても、
伝えようという努力をしないと!
そうじゃないと、相手に届かない。
あ、なんか『君届』の話にも通じるな。