Smile! ジャマコの小さな幸せ -10ページ目

Smile! ジャマコの小さな幸せ

たのしかったこと、
おいしかったこと、
発見したことなど
小さな幸せを徒然なるままに
綴っていきます。

芸大美術館にて本日閉幕。
「素心伝心」展は、
いろいろ新しかった。
これらはすべて、クローン(複製)
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写真撮影が許されていました。
そおっと、フラッシュは禁止で。

そこはかとなく、白檀?伽羅?
とてもよい香りが漂っていました。
 
香りもエキシビジョンの時代に。
音楽も効果的に。
五感で鑑賞する時代になったのか。
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はい、チーズ、みたいね。愉快。


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このなかで、この顔が好きだった。

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私はこの敦煌コーナーが
一番たのしかった。

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壁画も見事に。
復元されて喜んでるかも?

劣化しゆく文化財を復元する技術を
目の当たりにし、
もっともっと視野を広げたい、
まだまだ知らないことがたくさんある、
と思いました。
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次回の「皇室の彩」展も楽しみです。


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ちちぶオペラ、今年は一回公演で
秩父が題材といわれる「ミカド」
大盛況でした。
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(終演後のエントランス)

今年から、駅至近のこちら
秩父宮記念市民会館大ホールでの
開催、とても便利になりました。

というのは、この日、オペラの前に
三峯神社に行こう、ということで、
15時開演なのに、駅到着14:45という
綱渡りスケジュールだったのです。
(少しでも混雑渋滞に会えばアウト)
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雲の上にいる気分。雨は奇跡的に
落ちて来ず、護られたー⁈

ところでオペラは入念に準備されていて、
演出、衣装、メイク、大道具、小道具
まですべて街の方々の思いが結集して
いるようでした。
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あたかも、秩父の夜祭で
山車が集合するがごとく、です。
素晴らしい緞帳!

オーケストラによる序曲の演奏の前に
舞台では、本物のお祭りのお囃子が
奏されました。しかも、ちゃんと
ストーリーの伏線になっています。

序曲の間は、スライドで配役などや
メイキングが映されました。
まるで、大河ドラマが始まったような
わかりやすさ!しかも、出演者の
「変顔」ヴァージョン写真に、会場の
緊張感も解け…「一石三鳥」な
効果でした。

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冒頭、舞台から指揮・監督の方が
どこでも笑ったり、拍手して下さって
結構です、お楽しみください、と
ご挨拶なさいまして、会場の雰囲気が
一気に和らぎました。やはり、
クラシックとかオペラとか、客席にも
独特の妙な緊張感がありますが、
すっかりリラックスモードに。

そういった、小さな気配りが随所に
あるのです。いわゆる妥協がなく、
全てが一流の仕事です。
地元のプロのみなさんが、
「オペラのために一肌脱ごう!」
と、最高のパフォーマンス。
日本の三大夜祭の舞台である
秩父市の底力なのでしょうか。

カーテンコールまで、さりげなく
計算し尽くされた演出で見事に
観客の心を鷲掴みでした。

もちろん、出演者の皆様も
全員がハイレベル。歌、演技、音楽、
充分うならせて、観客をとりこに
していました。

来年はカルメンだそうで、今度は
子供達も活躍することでしょう。
ますます楽しみです。
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それにしても、サリヴァンのミカド、
面白かった!風刺的な内容で、
上演されにくい歴史もあったとの
ことですが、
先日もびわ湖ホールで好評を博した
ようですし、またぜひ観たいです。



2017年6月29.30日
ヤマハホールにて
指揮者、ピアニストの
マルコ・ボエーミ先生のピアノによる、蝶々夫人ハイライト公演がありました。
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演出は、NHK大河ドラマをはじめ、
数々の作品をてがけられている
脚本家の池端俊策先生。
私には映像作品を見ているような
気持ちになりました。

蝶々夫人といえば、最期のシーンの
演出が見所です。
クライマックスの蝶々夫人の
アリアは、いよいよ自害するという
瞬間に子供が駆け寄ってきて、
一瞬思いとどまるシーン。
普通は本物の子供が駆け出して
登場しますが、今回の演出では
子役はいません。


母であり、ピンカートンを愛する女で
あり、武家の生まれで誇り高い女性の
蝶々夫人が一点を見つめ、
微動だにせず、歌い上げます。
母が幼い我が子を残して死なねば
ならないという思いを切々と。
武家の娘として、母として。

その先には子供のイメージがあります。
実際にいなくてもいるように感じる
のです。

すごい。こんな手法が!
これまで見た中で秀逸なラストシーン
でした。

ダブルキャストでしたので、
それぞれ微妙な違いもありますが、
初日組の蝶々さんは、今際の際に
ピンカートンが自分の名前を呼ぶ声を
聞き一瞬ためらいます。

この時の心の揺れを、
ボエーミ先生のピアノが奏でます。
蝶々さんはピンカートンを
愛する女性、の顔をわずかに
のぞかせますが、次の瞬間には
武家の誇りに立ち返り刃を自らに
振り下ろします。母としてでも、
ひとりの女性としてでもなく、
 武家の誇りのために。
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(アフターパーティーにて。
パワフルで気さくなボエーミ先生)

有名なアリア、ある晴れた日に、に
♪彼が「蝶々さん」と呼ぶのよ、
という甘ーい一節がありますが、
実際は悲痛な声で呼ばれるのを
耳にしながら逝くという哀しさ。

作法に則り、刃を自らに向けて暗転。
絶妙なタイミング。
いわゆる死なない演出。
子供の姿と、蝶々さんの最期は
見る側のイマジネーションに。

本を読むのと似ています。
イメージする、演出。

イメージする力があればあるほど、
物語はその人の心に沁みいり、
蝶々さんとともに生きた
気持ちになるように感じる演出でした。

オベラなど舞台作品は
歌手が注目されますが、
振らなくても ピアノの演奏で
統率されるボエーミ先生の世界により
音楽をしっかりと底上げされ、
さながらオーケストラのように
音が拡がりました。



余談ですが、友人の故お祖母様、
明治の武家の生まれで、
男性の切腹にあたる、自害の作法を
心得ていらしたとか…すごい。