プラシド・ドミンゴ 日本公演 その3 | Smile! ジャマコの小さな幸せ

Smile! ジャマコの小さな幸せ

たのしかったこと、
おいしかったこと、
発見したことなど
小さな幸せを徒然なるままに
綴っていきます。

公演、行ってよかった。

この1ヶ月間の自覚の少ない不安感、焦燥感、

緊張がほぐれた気がします。

よいエネルギーを頂きました。


以前、魅力ある声には、ある特殊な波長が

ある、と聞いたことがあります。


今日のドミンゴも、クーラもその持ち主かも

知れない。


強い声なのですが、そう聞こえない。

ホールの隅々まで行き渡る声。

一声発するだけで、空間が変わってしまう。


私は、自分の身体が皮だけになって、

中に 愛とか勇気とか強さとか、そういった

成分を充填されたような気分になりました。


ドミンゴは、サントリーホール規模を超えて

宇宙へと噴射されるような声です。


若いトーラにもそういうスケールの大きさが

あります。また、彼女はP席の聴衆にとても

配慮していました。


不思議なのは、彼女の声は360度通るのです。

つまり後ろ向きでもクリヤに聞こえる。



19:00開演、途中20分の休憩をはさんで

2部構成。しかしアンコールが5曲も続き、

まるで第3部のようでした。ラストはグラナダ。


ブラボーが掛かります。

私が男性だったら、「ありがとう」って叫びたかったなあ。


故郷、歌ってくれました。そして私も一緒に

歌いました。となりの方も歌っていました。


ドミンゴさん、老眼鏡かけて楽譜見てらして、

その瞬間、人間味を垣間見た気がしました。


もう70歳なのですよ。でも声は全く変わりません。

しかも、タキシードでしたがよく見たら蝶ネクタイを

していない、第1ボタンを外してさりげなく

着崩しているのです。靴はエナメルでピカピカキラキラ

さすがですね。