公演、行ってよかった。
この1ヶ月間の自覚の少ない不安感、焦燥感、
緊張がほぐれた気がします。
よいエネルギーを頂きました。
以前、魅力ある声には、ある特殊な波長が
ある、と聞いたことがあります。
今日のドミンゴも、クーラもその持ち主かも
知れない。
強い声なのですが、そう聞こえない。
ホールの隅々まで行き渡る声。
一声発するだけで、空間が変わってしまう。
私は、自分の身体が皮だけになって、
中に 愛とか勇気とか強さとか、そういった
成分を充填されたような気分になりました。
ドミンゴは、サントリーホール規模を超えて
宇宙へと噴射されるような声です。
若いトーラにもそういうスケールの大きさが
あります。また、彼女はP席の聴衆にとても
配慮していました。
不思議なのは、彼女の声は360度通るのです。
つまり後ろ向きでもクリヤに聞こえる。
19:00開演、途中20分の休憩をはさんで
2部構成。しかしアンコールが5曲も続き、
まるで第3部のようでした。ラストはグラナダ。
ブラボーが掛かります。
私が男性だったら、「ありがとう」って叫びたかったなあ。
故郷、歌ってくれました。そして私も一緒に
歌いました。となりの方も歌っていました。
ドミンゴさん、老眼鏡かけて楽譜見てらして、
その瞬間、人間味を垣間見た気がしました。
もう70歳なのですよ。でも声は全く変わりません。
しかも、タキシードでしたがよく見たら蝶ネクタイを
していない、第1ボタンを外してさりげなく
着崩しているのです。靴はエナメルでピカピカ![]()
さすがですね。