久しぶりのお江戸にやってきやした

美織ちゃん初ミュージカルってことで、観たい

でも、夏休みで旅費高いし、どうしようかなぁ…。

と、悩んだ挙げ句、「よしっ、千秋楽のチケットが取れたら、行け

ってことだな、うん」と、いうことで、ダメ元で予約してみたら
当たったって言う…(笑)
で、その前にチケット取ってたにいやんの舞台とWブッキングしてた
んやけど、にいやんを振って、美織ちゃんを取りやした

新橋演舞場に来るのも久々で、道すがら新しい歌舞伎座も初めて見やした。
席は1人やったからか、結構前の方やったけど、一番端で。
ここの劇場は、前の方の端だと、舞台がかなり見えづらい…。
チケット売ってから舞台の演出確認するんやろうから仕方ないんかも
しれんけど、あれはアカン

同じだけのお金を出すんやから、前の方の端は客席としては使わんとか
せんとね…。
先日の新感線の時はちゃんと使わんようにしてあったし…。
ってのが、ちょっと残念でやんした

さてさて、『狸御殿』に話を戻しやす。
シンデレラを和物に仕上げたオペレッタが元でやんす。
確か、今は無き新宿コマ劇場で、宝塚OGバージョンを観たような…。

でも、話の筋としては、シンデレラ以上に複雑に(と言ってもわかりやすい
勧善懲悪っすけど(笑))仕上がっておりやした。
簡単に言えば、松也さん演じる“狸吉郎”と、美織ちゃん演じる“きぬた”の
恋物語を軸にそれを取り巻く人達のお話で。(簡単過ぎるか(笑))
全体の感想から言うと、主演の尾上松也さんと美織ちゃんは別として、
はじめとする演者さんのキャラが濃すぎて濃すぎて(笑)
特筆すべきは、翠千賀さん演じる“十六夜姫”。
物語唯一の悪役だけあって、もう、清々しいくらいの悪女っぷり。

この方の悪が濃ければ濃いほど、狸吉郎ときぬたの純愛が活きて来る訳
でして…。
高笑いしながら悪~い顔しとるんを見て、思わず「楽しそうやなぁ~

」
と呟いてしまった(笑)
歌もオペラ歌手だけに流石に圧巻やったし、ちょっとコミカルなとこも
良かったっす

そんな十六夜様をやっつけちまうのが、城南海さん演じる“白木蓮”様。
狸達を優しく見守り、時には叱咤激励する森の主である白木蓮を、
ステキに演じておられやした

島唄うたいだけに、実にいい声で力強くそれでいて優しい白木蓮そのもの
でやんした

ラストのアカペラの「さくらさくら」は鳥肌もんでやんした

そして、渡辺えりさん演じる狸吉郎の母“きららの方”。
えりさん、真面目なお芝居しとるのに、何故か笑いを取ってしまう(笑)。
あの体型に似合わぬ美脚を披露したり、純愛貫いてみたり、一番楽しんで
ないかい?(笑)ってくらいに弾けとりやした

小倉久寛さん演じる家老“餅月”はちょんまげなのにリーゼントみたいに
なっとって(何パターンかあったみたい)、とぼけた感じも最高でやんした。
青木さやかさん演じる若様付の腰元“そぼろ”も、何故か東北訛りで(笑)
えりさん直伝の山形弁かなぁ?
若様のことを密かにお慕いしとるけど報われんっていうね(笑)
それも面白かった

そして、きぬたをひたすらいじめ倒す(笑)継母&継姉。
あめくみちこさん演じる“お蔦”と、ダイノジ大地さん演じる“おはぎ”と
土屋佑壱さん演じる“おくず”が、もう、面白い面白い(笑)
場面転換の幕前芝居(つまり繋ぎ(笑))はほとんどこの3人で(笑)。
語り部さんとのやり取りがめちゃ面白かったっす

土屋さん、存じ上げんやったけど、すごくステキな俳優さんでやんした。
姉二人は、もう振り切り過ぎとって、男性がやった方が嫌味な感じに
なり過ぎんで良かったと思いやす

これは、亜門さんの巧妙さでしょうな。
赤井英和さん演じる“泥右衛門”。
関西弁やったんで、赤井さんそのまま(笑)っていうね。

きぬたの亡き父“黒造”(声だけなのに伊東四朗さん

)を知る山賊で、その昔
は遍歴の騎士(日本人なのに?(笑))で、きぬたを助けてやったり(無理やり
白木蓮様にやらされて?)、挙げ句に何ときららの方の想い人で、狸吉郎の
父という、美味しい役どころ(笑)
最後にきぬたから「おとっつぁん

」と抱きつかれとりましたし(笑)。
で、物語の“語り部”と途中から“河童のぶく助”を演じた柳家花緑さん。
流石噺家さん、軽妙で聞き取りやすい語り部でやんした。
途中からきぬたをどうしても助けてあげたくて河童のぶく助っていう
キャラを勝手に登場させて物語に入っていく感じも、違和感なく演じ
とったのも流石でやんした

と、若様ときぬたを取り巻く人達の感想が終わったところで、主役の狸吉郎
の松也さん。
いやぁ、歌えるのはPVでわかっとったけど、ホントに上手でやんした

ミュージカルの場合、台詞や心情を歌う訳やから聞き取りやすいってのが
第一

とオイラは思っとるんやけど、そこも軽々クリア

凛々しいけどまだ未熟ゆえに思い悩む優しい若様(何と18歳(笑))を見事に
演じとられやした

アンコールの太鼓もカッコ良かったっす

さて、最後にきぬたの美織ちゃん。
歌やっとったとは言え、どうかなぁ…。と親心で心配しとりましたが、
なかなか頑張っとったと思いやす

まぁ、歌は本職のお二人の迫力に押されとったと思いやすが、きぬたの
売りは【可憐さ

】ですんで、若様と並んで可愛くハモれとったので、
いいんす(笑)

でもね、お芝居の台詞廻しや声のトーン、仕草が、「いつもの美織ちゃん
じゃなーい

」って登場したシーンからぶちのめされて、「えっ

えっ

えっ

」って思ってしまい、ちょっと慣れるのに時間がかかった…。(笑)
「それでいいのか?美織ちゃん…

」って思いながら、「これが亜門さん
の造るきぬた像やからいい…んよね?

」と思い直し(笑)、よょと崩れて
泣くきぬたや健気に振る舞うきぬたを受け入れやした

やから逆に、お婆さんになっとる時の芝居が活きるのか…。とも思い
やした。
しかし、よく転ぶ(笑) 健気に頑張っとる故に転ぶ(笑)
それも結構派手に転ぶ(笑) わざとでしょ?って疑われるくらい転ぶ(笑)
やから、結構大変やったんやないかなぁって思いやす

足元見えんやったんでわからんけど、テーピングしとったらしいし。
とりあえず無事に千秋楽終えられて良かったと思いやす

今回はフライングもあったし、体力的にもきつかったろうなって、ちょっと
親心で思いやした

千秋楽ってことで、最後美織ちゃん、泣いちゃうだろうなって思っとった
けど、千秋楽の挨拶くらいまでは何とか堪えとったんやないかな?
でも、松也さんがアンコールで太鼓叩いとった時、美織ちゃんを見て
えりさんが何か言ってたようやったんで、ひょっとしたら泣いてたんかも?
背中向けとったんでよくわかりやせんが。
で、松也さんが挨拶して、まさかの一人一言ずつの挨拶、トップバッターで
いきなり振られたもんやから、あたふたしとった美織ちゃん、超絶可愛い
かったっす

で、「まだ終わったって気がしないんですけど」って話はじめて、一気に
いろんな想いが込み上げてきて涙ながら喋っとる美織ちゃんを頑張れ

って思いながら見とったたもんで、肝心の内容が入ってきとらんで覚え
とらんっていう失態(笑)
でも、その後の皆さんの挨拶で、美織ちゃんのキレイな涙をみて…。って
言われとるのを聞いて、ホントに可愛いがられとったんやなぁ…。
雰囲気のいいカンパニーやったんやなって、改めて思いやした

願わくばこのメンバーで再演を…と舞台上の誰もが思いながら、でも、実現
するのは難しいんやろうなぁ…とも思っとるのが窺えて、ちょっと切なく
千秋楽の幕が降りやした。
とにもかくにも、美織ちゃんが頑張った舞台、観ることが出来て良かった

ゆっくり休んでね…。
と言ってあげたい気持ちでやんすが、息つく間もなくドラマが始まりやすね

玉木んとの共演でやんす

久々の連ドラ、初の刑事役やし、期待大


じぇったい観るじぇ

って思っとった矢先、裏で太鳳ちゃんと美紀さんの共演ドラマがっ…。

うーん、何とも悩ましい限り…。
同じ刑事役…。うーん…。
まぁ、後1ヶ月悩むことにしやす(笑)