観終わってからかなり日にちが経ってしまいやしたが、
やはり書いとかないといかんかなぁと思い立ち記憶を
手繰り寄せることにしやした…![]()
『劇団☆新感線 2014年春興行 いのうえ歌舞伎 ≪蒼の乱≫』
大阪公演を観てきやした。
今回の舞台、ま~ぁチケットが取れなかったこと…![]()
一次予約、二次予約とS席、A席とハズレまくり、やっと取れたのが
三階B席…。
新感線の舞台では『犬顔家』以来の三階席でやんした。
恐るべし天海氏&ホリプロ。(笑)
やっとの想いで手にしたチケットで会場入りしたものの、梅田芸術劇場
の反り立つような三階席からはやはり舞台は遠かった…![]()
役者さんの顔も見えず、オペラグラスを持って行かなかったことが
かなりの後悔でやんした…。
とは言え、始まってしまえばさすがに新感線の舞台。
テンポよくって小気味よいお芝居でした。
話の筋としては、平将門の乱をベースに創作された物語で、
将門小次郎に松山くん、その妻蒼真(そうま)に天海姐さん。
この二人を中心に話が進んでいきやす。
簡単に言えば、将門が純真無垢な武士であるが為に、坂東の地を守る為
といろんな人から担ぎ出されてしまい、結局うまくいかず逃亡。
崩れかけた坂東の地を将門に代わって蒼真が将門御前となって民衆を
率い、朝廷側に寝返った将門と相対することとなってしまい…といった
内容でやんした。
まぁ、この将門小次郎。
もうね、馬鹿過ぎて、浅はか過ぎて、ダメ夫にしか見えんかった。(笑)
パンフレット見たら、駄々をこねる子供拗ねている子供として小次郎を
描いとる感じなので、そう言う意味ではさすがにマツケンってとこでしょうか。
何せ顔がハッキリ見えないもんで、発している声がマツケンの声とは
感じとれず、何となくの佇まいでようやく認識出来る次第…。![]()
マツケン好きの後輩は、観終わった後あまりの不甲斐ない小次郎像に
「正直ちょっと見たくなかったかも…
」と…。
でもそう思わせたなら成功なんじゃないかと思うところもあるんで、
これ、ゲキシネになったら後輩誘って観に行かねばと思っとりやす。
それに対して、登場から圧巻の存在感、天海氏。
やはり舞台映えする方でやんすね~![]()
前半の蒼真としての在り方も良かったですが、後半の将門御前としての
存在感は圧巻でしたねぇ。
三階席だとより一層わかった気がしやす。
太一くんは、ただでさえ凄い新感線の殺陣を、更にスピーディにカッコよく
さばいてるんがさすがやねぇ~って感心してしまいやした![]()
実弟くんとの息の合った殺陣も素晴らしかったっす![]()
既に準劇団員の梶原善ちゃんは、最後まで味方なのか敵なのか、いい人
なのか悪人なのかよくわからない弾正を見事に演じてましたねぇ~。
曲者感ハンパないっす。![]()
(ここでハタと気づく。この舞台があったから、“雁二郎”早々にお暇して
しまったのかも??
)
そしてもう一人準劇団員のみはるちゃん。
みはるちゃんのぶっ飛んだ感じのお芝居は、いつ見ても楽しくて、
一幕であっけなく死んでしまったんで、ちょっと残念って思ってたら
意外な登場の仕方でいい味だしてくれましたねぇ~。
さすが準劇団員でやんす![]()
で、重鎮、平幹二郎様。
この方も圧倒的な存在感で、三階席でも一瞬空気が引き締まる感が
ありました。
意外な二役もこなされてて、さすがです。
さて、劇団員の方々はと言えば、
今回天海姐さんの家族とも言うべき親友の桔梗を演じる聖子ちゃん。
小憎たらしい悪役ではなく、久々のいい人を観た気がしやす。(笑)
そして、悪い貴族をハイテンションで演じる右京さん。顔は見えずとも
わかるくらいのシャウト台詞でやんしたね。(笑)
粟根さんは、最初じゅん様かと思ったんやけど、どうも声が違うなぁ
って思ってたら粟根さんやったという…。スミマセヌ…。
いつも敵か味方かわからんまさとさんも相変わらずな感じやし、
みなさん何となーく雰囲気でわかるもんすね、顔見えんでも。
そんな中で、なかなかじゅん様が登場しないなぁ…って思ってたら、
劇団四季ばりの着ぐるみを纏って野生の馬の集団が登場![]()
それと同時に割れんばかりの拍手が…
その中でも一際目を惹く馬を発見。
そう、じゅん様は将門の愛馬“黒馬鬼”だったのだ![]()
![]()
さすがじゅん様、もう素晴らしいくらいの馬っぷりで、ひと時もじっと
してなくて馬の細かい仕草をずっとしてるもんで目が離せない。(笑)
天海姐さんとマツケンが芝居をしててもそっちのけで、釘付け状態で
やんした。![]()
今回いのうえ歌舞伎と銘打ってはいるものの、結構歌うシーンも多く、
その中でもオイラ的なツボは、坂東の民が悪い国司に年貢を根こそぎ
持って行かれ、米をくれ!と歌うシーン。
絶対いのうえさん、『エリザベート』好きだよね~って思ってしまうくらい
見事に≪ミルク≫のシーンのパクリでやんした。
一緒に行った後輩を尻目に、一人で笑いを必死に堪えとりました…![]()
薔薇サムの時はそうでもなかったんやけど、今回の歌は天海姐さんの
キーに合わなかったのか、声の調子が悪かったのか、ちょっとひっくり
返ってしまったとこもありやしたが、まぁ、ご愛嬌って思えるくらいの
カッコ良さやったんで十分満足でやんした![]()
舞台から遠過ぎて見えなかった部分もちゃんと見たいなぁ…と思うんで、
まだまだ先やろうけど、ゲキシネ、期待したいと思いやす![]()

