笑っているのに楽しいかどうかわからないなんて | 富の配達人

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ひきこもりになる前は活発で
笑うことも結構あったりした。

いじめを受けるようになってから
感情を表現することが次第に
少なくなっていきました。

でも回復してくるに従って
テレビを見て笑うことが
多くなってきました。

そんなある日

テレビを見て笑っている息子に
「楽しそうだね」と声をかけて見た。



笑っているから楽しそうだねと
声をかけたのに

「楽しいかどうかわからない」

って言う返事。




えっ~~~~~~~~?

笑っているのに
「楽しいかどうかわからない」
ってどういうこと?



ってその時とても不思議に思いました。

思春期特有の照れなのか

とそのときは思いました。


しばらくしてその理由が分かりました。


ある時、心理療法家の矢野惣一さんの
メルマガを読んでいたら

こんなことが書いてあったのですが
とても衝撃を受けました。



(以下抜粋一部編集)

赤ん坊は、よく泣きます。

どうしてかというと、
感情を言葉として表現することができないからです。


そもそも、私たちは、どのようにして、自分の感情を
言葉として表現できるようになるのでしょう?


それは、親に教わったからです。

赤ちゃんが、機嫌良く笑っているとき、親は言います。

「うれしいねぇ」



赤ちゃんが泣きだすと、

お母さんは赤ちゃんのところに行って、だっこして言います。

「さみしかったねぇ」



赤ちゃんが、抱っこしてあやしても泣きやまない時は

「お腹すいたね」

と言って、おっぱいをあげます。



おっぱいを吸っている赤ちゃんに、言います。

「おいしいね」



そうやって、

親に自分の気持ちを代弁してもらうことで、

子どもは、

これが「さみしい」なんだ、

これが「うれしい」なんだ。

と学んでいくのです。



そして、成長すると、泣く代わりに、

自分の感情を「うれしい」、「さみしい」、「お腹すいた」

と言葉として表現できるようになります。



親が子どもの気持ちを代弁して教えてあげないと、

子どもは自分が今感じている感情が何なのか分からず、

言葉として表現することができません。


言葉として表現できないので、

赤ん坊のように泣いたり、怒ったり、

という非言語的な方法で表現するしかないのです・・・


 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆


読んだ後ふ~っと

溜息がでました。


そうか、そうだったのか

思い当たる節がありました。


息子はよくこんなことを
言っていたのです。

「言わなくてもわかってよ!」

「親なら察してよ!」

って。


それは自分の感情を言葉で
表現出来なかったからなんですね。

子供の気持ちを代弁してあげる

子供だけに限らず悩んでいる人の
気持ちを代弁してあげる


カウンセリングの世界でも
普通に行われていること


大切にしていきたいです。