怖い顔で睨まれたらしい | 富の配達人

富の配達人

暗号通貨に関する最新の情報や2025年に開業を控えている
カジノIRについての詳しい情報を、タイムリーにお届けします。

ひきこもっていた息子が
勇気を出してたまに外に
でることがあって

近くのスーパーで
焼き鳥とかたい焼きを
売っているお店があって

そこのお店は親父が一人でやって
いるのだけど愛想がよいので繁盛
している。

息子も行きやすかったみたいで
たまに買いに行っていたようだ。



そんなある日

いつものようにたい焼きを買ってくると
出かけて行ったのです。

ところが

その日はもう一人おばさんが

お店の中にいて

今日そのおばさんに
怖い顔で睨まれたと言って
帰ってきたのでした(>_<)

その話しを聴いてすぐ

そのおばさん
どんな顔をしているのかと
気になったので

見に行きました(笑)

確かに怖い顔をしていて
感じが悪かった(;^_^)

息子は睨まれたのがショックだったようで
(本当は睨まれたのではなく
そのように感じただけなのだけれど)


落ち込んでいる。

常識で考えると店員が
お客を睨むなんてことは
まず無いわけで

テレビでお店にタカピーなオーナーがいて
お客を怒鳴っている所を観たことがあるけど)

「怖い顔して睨まれた」
という息子に対して

怖い顔は

その人の生まれつきのもの

なので、


1.その時たまたま虫の居所が悪かっただけかも
2.忙しくてイライラしていたのかも
3.親父に仕事のことで怒られたあとだったのかも
4.昨日夫婦喧嘩して機嫌がわるかったのかも
5.仕事にまだ慣れなくて不安だったのかも 
6.目が悪いので顔をよく見ようとしたのかも etc

しれないねと。

だから

○○(息子の名前)の人間性とは関係がない
ということを話したのだけれど

そのときは納得するはずもなく
納得したとしても嫌な気分は
残るものだよね。

そんな時は

「睨まれた気がして嫌だった~」と
叫べばいいのだ、と。

自己肯定感が低いと

嫌な出来事をみんな「自分のせい」

と考えてしまう。

睨まれたのは「こんなオレだから」と。

床屋のときもそうだったけど
もうあの店には行かないのだろうか
と思っていた。

しばらく経ったある日の午後。

天気がいいので散歩してくると
出かけて行った。

戻って来るとなにやら手に
紙袋を持っている。



あの店でたい焼きを買ってきたのだ。


あのおばさんは居なかったのかと聞くと
おやじは休憩していたので

あのおばさんが店番していたのだ
けど、注文して話してみると
顔は相変わらず怖かったけど

「話し方が優しかった」

と、言う。

話しただけでこんなに

印象が変わってしまった

なんてちょっとビックリでした。

物事にはいろんな見方、考え方
があると事あるごとに話をした
効果かな、

「信じて待つ」ということできた
ご褒美かなと勝手に思ったり。

そしてちょっと嬉しい出来事
が続いたのでした。

それにしても

信じて待つって本当に大変なこと

それは子供を信じるということより

親である自分が自分の事をどれだけ信じられているか

ということだと思うのです。