もう数十年もの間、15分早く動いています。
もともとは、狂った15分を元の時間に合わせるのが面倒でそのままにしていた時計。
15分という誤差は(9時15分だ!)と時計をみても
(あ、本当はまだ9時か)という束の間の安心感と喜びを私達家族に与えてくれました。
いつしか、この束の間の喜びのために
15分早い時計を気に入ってわざと調節せずに過ごしていました。
しかし、大掃除の際に父が時計を合わせてしまいました。
これは我が家では一大事。
よかれと思っての行為がブーイングを引き起こしました。
姉も弟もなんで合わせたん!!と
ガッカリした顔をしていました。
もちろん私も同感です。
父は、時計を合わせて怒られるってなんやねん!とびっくりしていました。笑
こうして十数年に及ぶ、誤差による束の間の喜びが我が家から奪われました。
これからは
(9時か。あ、15分早くないから本当に9時かよ!)という損な気分を味わうことになります。
だからといって時計を15分早めに戻さないところもなんとも面倒臭がりな家族らしいところだと思います。
やられたらやられたで、それに慣れてしまう、順応性の高さと言えるのでしょうか。
十数年続いた暗黙の了解は無くなってしまいましたが、
それはそれで時計本来の便利さをつくづく思い知ることになるのかもしれません。
ということで
ピッタリ誤差のない時計で2015年を迎えることになりそうです。
