11月8日にNHKホールで開催された「sphere music story 2015 DREAMS Count down!!!」ファイナル東京公演に参加してきました。
今回は大阪→東京→愛知と続いてきたライブの最終公演ですが前回の記事を見ていただいた方はお分かりのように今回のライブはドラマパートに重きを置かれた企画でありその内容に合わせたセットリストなため本編のスフィア楽曲は共通となっています。
そこで今回はドラマ部分のあらすじをおさらいし楽曲についてはセットリスト変更があった曲にふれていく流れで進めようと思います。
この日の東京地方は雨、近年のスフィアやソロライブでは雨に見舞われることが多くなっており今回ここまで3公演が比較的天候に恵まれていたのが不思議な感がありましたので「やっぱり」というのが多くの参加者の印象でしょうか。
この日のチケットは知り合いから譲っていただいたものでしたが座席は3回の下手側最前列という席でした。
3階席とは言え2階席中段まで3階席が張り出した構造でありさらに左右両サイドが中央よりも前になっている設計のため距離的には2階席中段あるいは1階席の前から3分の2相当と前回の2階ほぼ最後方に比べて近く高い位置から見下ろすのと合わせて舞台上の動きを良く把握することができました。
この場を借りてチケットを譲っていただいた方に感謝を述べさせていただきます。
ライブ本編はドラマからのスタートですが今回は DREAMS Count downというタイトルに合わせて「夢」というのが最大のキーワードとなっています。
「舞台となるのは音雨出版という会社、その会議室に各雑誌編集部から4人の若手女性社員が夢をテーマにした新雑誌の発刊企画会議のために集められた」というところから物語が始まります。
そのメンバーの1人目は若い女性向けファッション誌担当で今回の会議の進行役を務める戸松遥、進行役といいながら会議をリードするというよりは書記役に徹している感がありどちらかといえば主張の弱いキャラクターに描かれています。(本編中は名字で呼ばれていますが呼びにくいので以降は遥と略します)
2人目はビジネス情報誌担当の寿美菜子、やや早口にビジネス用語を織り交ぜた意見を自信の感じられる口調で展開し1人だけ衣装がパンツスーツであるなどどうやら編集部でも中心的役割を担っていそうなデキる女的なキャラクターになっています。(以降は美菜子)
3人目はグルメ雑誌担当の高垣彩陽、テンションが高めで言葉を前後入れ替える業界用語やダジャレを連発する編集者というよりは一昔前のテレビマンを思わせる業界人風なキャラクターです。(以降は彩陽)
4人目はライフスタイル情報誌担当の豊崎愛生、今回の会議の趣旨を良く理解せずに上司に言われて参加してきたらしくやや場違いな雰囲気を発しているマイペースなキャラクターになっています。(以降は愛生)
スフィアライブでのドラマパートというとツアー恒例の「旅行クラブ」シリーズが思い浮かびますが4人のキャラクターは今回が初対面として描かれていますので同じ世界観ではないようです。
また4人の演じるキャラクターがテーブルに横に並ぶ構図はかつての「スフィアクラブ」のアニメパートを思わせますが今回も同番組ドラマパート同様に遥がツッコミ役となっています。
まずは自己紹介でそれぞれのキャラクターの特徴を示し、この段階でこれまでのスフィアライブでのドラマパートをある程度踏襲するキャラクター設定がされていることが感じられキャリアの長いファンには安心感を与えつつ初めてやそれに近い新規ファンには物語や世界観をつかみやすくする導入が図られていました。
お互いに自己紹介をすませ夢をテーマにした新雑誌の企画会議の本題へと進んで行きます。
それぞれ担当雑誌から夢に関する企画をピックアップするところからコーナー案を練ることになり「夢を実現した成功者 ミュージシャンRED平井ロングインタビュー」や「夢川柳」といった定番っぽいものから「夢ダジャレ」などというコーナーとしての継続が厳しそうなものまで出ますが決め手に欠け参加者それぞれの夢へと話題が移っていきます。
美菜子の夢は「子供の頃に愛読していたような絵本が作りたい」当初は絵本を描こうと思ったが絵が個性的すぎるので作る側に回ろうと考えその絵本を出していた音雨出版に入った、という流れ。
愛読の絵本の内容はグレートティーチャーに伝説のお笑い芸人さらには人語を話す猫型ロボットまでが登場するドタバタなもので決め台詞として2つの「め」ここでは「夢とお米」が出てきます。
愛生の現時点での夢は「家に帰りたい」でしたが本当の夢は「かつて元気をもらったマンガに恩返しがしたい」学生時代に随分音雨コミックスのマンガ達を読んでいて社会人として忙しい日々の中でもそのマンガを読み返すことが癒しになっている、という流れ。
ここでは最も印象に残る極道マンガの決め台詞として大事なものは「夢とけじめ」になっています。
この夢を語る中で役員でもあるライフスタイル雑誌編集長が電話で九州の人と話していたという合併話を愛生が聞きつけたと言い出したことから会議の内容がいかにして合併を阻止して音雨出版を守るかという妙に大きなテーマへと広がっていきます。
彩陽の夢は「子供の頃好きだったアニメのヒロインであるセーラー戦士セーラーレインになりたい」ある年齢に達した時にアニメのヒロインにはなれないことに気付き原作コミックを発売していた音雨出版に進んだという流れ。
アニメの話から転じて中の人の話題となりアドリブアフレコへ、この日のジャンケンの結果は愛生が演技担当彩陽がアフレコ担当となりました。
かなりな無茶振り演技に対して長さもぴったりの見事なアドリブアフレコを披露して笑いと同時に驚きの声と拍手も起きていたようです。
上手くアフレコが決まった瞬間の彩陽ちゃんのドヤ顔と愛生ちゃんの「上手くやられた」という表情が印象に残りました。
ここで出てくるセーラーレインの決め台詞では大事なものは「夢と雨」となっていました。
最後に遥の夢といきたいところですが特に子供の頃の夢はなく、就活の結果として音雨出版に入り現在に至るという意外な展開。
決め台詞にあたるものとして今の心境を「夢、はじめました。」と表現してうまく決めたつもりが彩陽と愛生にいじられ表現がエスカレートしていきます。
こうして夢についての雑誌企画を考えながら途中で話は脱線して愛生の帰りたい発言から何年も家に帰らず会社に住み着く社員がいるらしいという噂に始まる「音雨出版の七不思議」の話題が出ます。
その一つ?として語られるのが深夜に社内をさまよう謎の存在「ピピピ」、噂だけで誰も見たことがないので想像される姿を実演しようという無茶振りとなり担当は遥に。
遥の想像した「ピピピ」はどうやら鳥の妖怪?のようなものだったらしく、動きに「伝説の鳥」が取り入れられていました。
苦労して演じた結果「ピピピ」は愛生が祖母から聞いた話に出てくる存在とわかりその努力は無駄に終わってしまいます。
結局七不思議の最後の一つは「夜会議室にいるとたくさんの視線が自分たちを見ているように感じる」というものだということがわかりますがこの「たくさんの視線」が次へとつながっていきます。
遥が席を外している間にこれまでの脱線した中で出てきた「合併の噂」「会議室で感じるたくさんの視線」「発言が少なく聞き役に徹している遥」この3つから残った3人が導き出した結論は「合併話はここに集められた自分たちを試すテストの課題、たくさんの視線の正体は隠しカメラ、遥が静かなのは経営陣が送り込んだスパイだから」という飛躍したもの。
その結果会議中の役員室に乗り込み合併反対を訴えるという思い切った行動に出ます、しかし会議では結論らしい結論がでていないだけに遥がノートにメモした内容を発言者が読上げるだけに。
会議の進行具合や前後関係を書かずにインパクトのある台詞のみをメモしてあったため単に若手社員が役員に啖呵を切るというなんとも恐ろしい展開にノートを放り投げ必死にフォローはかる遥、ここで最後に決め台詞に大事な2つのめは「夢と音雨」で上手く決まってハッピーエンドとはなりません。
ちなみにファイナルで力が入ったのか放り投げたノートがセットのドアを越えて舞台袖まで届こうというものすごい飛距離を出していました。
結果的に合併話は愛生の勘違いであり「がっぺ」は佐賀地方の方言ということですがちなみに「凄く」や「大変に」という意味のようです。
この「がっぺ」が佐賀地方の方言であることがメインのオチになっていますがもしかするとこの1点を知ってそこから膨らませたストーリーだったのかもしれないな、などと見ていてふと思いました。
ちなみにこのオチについては前半部分で愛生の台詞で「九州の人と合併、合併と話してた」さらに美菜子の愛読していた絵本に登場するお笑い芸人が佐賀県出身の江頭2:50を彷彿とさせるキャラクターであるなどとしっかり伏線が張られていました。
以上がドラマパートのあらすじなのですが正直どの程度伝わったのか不安です、この日のライブの模様が後日映像化されるようなので機会がありましたら見ていただくと私の拙い文章以上に当日の様子が理解できるかと思います。
それでは楽曲については前回とセットリスト変更があった曲について順に触れていきましょう。
ソロ曲は東京公演1回目とある意味逆の組合わせでした。
愛生ちゃんはUh-LaLa最新シングルだけに当然ですが夏のイメージ全開の曲、今回のライブではソロ曲は幕間休憩的な意味合いもあるだけにこの曲は良い句読点になっていたように思います。
彩陽ちゃんはアルバムのリード曲Walking On sunshine名古屋に続き2回目のライブ披露であり多くの人にとっては生で聴くのは初、ライブの楽しみの一つである未発売曲の初披露は今回はこの曲でした。
美菜ちゃんはCandy Color Pop発売当初から意見の分かれたダンスミュージック色の濃い曲ですがこの日の流れにはぴったりでした。
遥ちゃんは恋ヲウチヌケ今年のツアーでも盛り上がった1曲でアルバムのリード曲でした。
ソロ曲の選曲を4公演通じて振り返ると2曲を2公演ずつになっていて東京では2公演あるので各1回にしてありました。
愛生ちゃんのみ最新シングルとそのカップリングであと3人は最新シングル表題曲とアルバム曲という組合わせ、複数公演観る人もいることを想定してバリエーションを意識していたのでしょうか。
スフィアとしての会場限定曲となるアンコール3曲目はこの日はATMOSPHEREでした、前回書いた予想についてはソロは全くといって良いほど当りませんでしたがアンコールに関してはファイナルの候補として挙げた2曲が名古屋とファイナルという結果になりました。
今回は歌い出しの「Look on look on ,Look on the star」の部分からのスタートでしたのでテレビ番組でジングルで使われたこともある印象的なイントロはありませんでした、以前も書きましたがやはり個人名コールはこの曲の方が入れやすいですね。
名古屋がFuture Streamだった時点で今回の選曲はほぼ予想されていただけに「何が来るのかな?」という感じではなく「やっぱり、でもこの曲が来ないと締まらないからね。」という安心感を得られた予定調和でした。
もう一つのツアーファイナルの行事であるダブルアンコールはタイトルに合わせてDREAMS Count down!!!、この日の様子から考えるとダブルアンコールを準備はしてあったがやるかどうかは半信半疑だったのかもしれません。
通例としてダブルアンコールが行なわれる場合は「場内に終演アナウンスが流れるのが遅れる」「終演後の挨拶が正面だけになる」などの兆候が見られtるのですが今回はかなり早く終演アナウンスが流れだしそれに被せてかき消すようなタイミングでのダブルアンコールの声が出たような印象です。
これがダブルアンコール本来の形とも言えますが実際のところどうなのかも気になります。
最後に私の参加した東京公演2回を通じて感じたことを書いてまとめとしましょう。
今回のドラマをメインに展開してその合間に歌を入れ込んでいく構成には参加したファンから色々と意見が出ていました、「目新しい趣向で楽しめた」「声優ユニットということを活かした構成で良い」「もっとセットリストにバリエーションが欲しい」「歌とドラマの切り替えの回数が多いので今一つ曲に入り込みづらく乗りきれない」などなど好意的なものも疑問を呈するものもありました。
私としてはミュージッククリップの衣装そのままというのも新鮮でしたし、ドラマの台詞に歌詞を取込んでそこから切れ目を感じさせずに歌へとつなぐというスタイルも良く準備された台本とバンドメンバーやスタッフとの信頼関係が必要なことが想像され、これまでに数多くのライブをこのバンドメンバーやスタッフも含めたチームとして経験してきた今のスフィアならではのライブの形だろうなと感じてとても興味深く楽しむことができました。
セットリストとしてはテーマに沿って「夢」がキーワードになる前向きさが強く感じられる曲が揃っていましたのでバラード曲を好む私としては残念な部分もありましたがライブ全体の一貫性からすればあれが正しいものなのだと思います。
興味深いという表現を使ったように新鮮な趣向で楽しいライブであったのは確かですが最高潮のテンションで盛り上がるというのとは少し違っていました。
また今回のようなスタイルは「セットリストの入れ替えがしにくい」「代々木第一体育館や横浜アリーナ等のステージから距離がかなり遠い席ができてしまう会場には舞台上の演技が把握しづらく不向き」「舞台上のセット転換が頻繁に行なわれるためステージそのものやバックステージエリアのスペースが限られる会場では難しい」など開催上の制約も多いでしょうからツアーではない単発ライブの場合選択肢の一つとして今後も残っていくものと思われます。
5周年以降スフィアライブに関し公演回数を重ねることによるマンネリ化を防ぐためか舞台演出やセットリストの組み方などで様々な試みが行なわれています。
振り返ればファーストツアーのファイナルで当時女性アーティスト初と言われた3D映像でのライブビューイングを行なったりと初期から新機軸を求め続けており「新しさに欲張り」というのはスフィアとそこに関わる人達のスタンスなのでしょう、また事務所の後輩ユニットTrySailが先日行なったセカンドワンマンライブでも曲の合間に多数のショートコントを織り込む構成が取られていたようで演じることと歌うことの融合が声優ユニットがライブを行なう際の意義というか独自性であると制作サイドが考えているのだろうなということも想像されます。
今回の4公演の間に今後のスフィアワンマンライブイベント公演予定が2種類発表されました。
まず一つ目は年末に中野サンプラザで行なわれるMUSIC RAINBOW03です、こtれまではイベント色の強いソロライブイベントとして2日間4公演というスタイルで行なってきたものをスフィアのイベントとして1日2公演で行なうということ大幅な企画変更といえそうです。
ただしTrySailも同タイトルでやはり2公演を予定しており、これで出演者は合計7名とある意味RAINBOWらしくなったとも言えるかもしれません。
より大規模なのは来年3月に2DAYSで予定されるスフィアフェスです、4人それぞれのソロライブステージにスフィアライブの5部構成で計6時間という大ボリュームになるようです。
今年の代々木2DAYSではベストアルバム発売を受けてという事情でソロ曲がカットされましたのでそれの逆のコンセプトなのかもしれません、あるいはスフィアライブの時間が短くなるだけにもしかするとドラマ部分を外す選択もあるのでしょうか。
さすがに仕事納め直前に休みを取るのは苦しくMUSIC RAINBOW03は参加できそうもないので次のワンマンライブはスフィアフェスになりそうです、イベント参加としては今月末のDREAMS Count downのリリース記念イベントに当選できましたので次回更新はその様子になると思います。
最後までお読みいただきありがとうございます、今回の東京2公演でお会いした皆様と合わせてお礼を申し上げ締めくくりといたします。
今回は大阪→東京→愛知と続いてきたライブの最終公演ですが前回の記事を見ていただいた方はお分かりのように今回のライブはドラマパートに重きを置かれた企画でありその内容に合わせたセットリストなため本編のスフィア楽曲は共通となっています。
そこで今回はドラマ部分のあらすじをおさらいし楽曲についてはセットリスト変更があった曲にふれていく流れで進めようと思います。
この日の東京地方は雨、近年のスフィアやソロライブでは雨に見舞われることが多くなっており今回ここまで3公演が比較的天候に恵まれていたのが不思議な感がありましたので「やっぱり」というのが多くの参加者の印象でしょうか。
この日のチケットは知り合いから譲っていただいたものでしたが座席は3回の下手側最前列という席でした。
3階席とは言え2階席中段まで3階席が張り出した構造でありさらに左右両サイドが中央よりも前になっている設計のため距離的には2階席中段あるいは1階席の前から3分の2相当と前回の2階ほぼ最後方に比べて近く高い位置から見下ろすのと合わせて舞台上の動きを良く把握することができました。
この場を借りてチケットを譲っていただいた方に感謝を述べさせていただきます。
ライブ本編はドラマからのスタートですが今回は DREAMS Count downというタイトルに合わせて「夢」というのが最大のキーワードとなっています。
「舞台となるのは音雨出版という会社、その会議室に各雑誌編集部から4人の若手女性社員が夢をテーマにした新雑誌の発刊企画会議のために集められた」というところから物語が始まります。
そのメンバーの1人目は若い女性向けファッション誌担当で今回の会議の進行役を務める戸松遥、進行役といいながら会議をリードするというよりは書記役に徹している感がありどちらかといえば主張の弱いキャラクターに描かれています。(本編中は名字で呼ばれていますが呼びにくいので以降は遥と略します)
2人目はビジネス情報誌担当の寿美菜子、やや早口にビジネス用語を織り交ぜた意見を自信の感じられる口調で展開し1人だけ衣装がパンツスーツであるなどどうやら編集部でも中心的役割を担っていそうなデキる女的なキャラクターになっています。(以降は美菜子)
3人目はグルメ雑誌担当の高垣彩陽、テンションが高めで言葉を前後入れ替える業界用語やダジャレを連発する編集者というよりは一昔前のテレビマンを思わせる業界人風なキャラクターです。(以降は彩陽)
4人目はライフスタイル情報誌担当の豊崎愛生、今回の会議の趣旨を良く理解せずに上司に言われて参加してきたらしくやや場違いな雰囲気を発しているマイペースなキャラクターになっています。(以降は愛生)
スフィアライブでのドラマパートというとツアー恒例の「旅行クラブ」シリーズが思い浮かびますが4人のキャラクターは今回が初対面として描かれていますので同じ世界観ではないようです。
また4人の演じるキャラクターがテーブルに横に並ぶ構図はかつての「スフィアクラブ」のアニメパートを思わせますが今回も同番組ドラマパート同様に遥がツッコミ役となっています。
まずは自己紹介でそれぞれのキャラクターの特徴を示し、この段階でこれまでのスフィアライブでのドラマパートをある程度踏襲するキャラクター設定がされていることが感じられキャリアの長いファンには安心感を与えつつ初めてやそれに近い新規ファンには物語や世界観をつかみやすくする導入が図られていました。
お互いに自己紹介をすませ夢をテーマにした新雑誌の企画会議の本題へと進んで行きます。
それぞれ担当雑誌から夢に関する企画をピックアップするところからコーナー案を練ることになり「夢を実現した成功者 ミュージシャンRED平井ロングインタビュー」や「夢川柳」といった定番っぽいものから「夢ダジャレ」などというコーナーとしての継続が厳しそうなものまで出ますが決め手に欠け参加者それぞれの夢へと話題が移っていきます。
美菜子の夢は「子供の頃に愛読していたような絵本が作りたい」当初は絵本を描こうと思ったが絵が個性的すぎるので作る側に回ろうと考えその絵本を出していた音雨出版に入った、という流れ。
愛読の絵本の内容はグレートティーチャーに伝説のお笑い芸人さらには人語を話す猫型ロボットまでが登場するドタバタなもので決め台詞として2つの「め」ここでは「夢とお米」が出てきます。
愛生の現時点での夢は「家に帰りたい」でしたが本当の夢は「かつて元気をもらったマンガに恩返しがしたい」学生時代に随分音雨コミックスのマンガ達を読んでいて社会人として忙しい日々の中でもそのマンガを読み返すことが癒しになっている、という流れ。
ここでは最も印象に残る極道マンガの決め台詞として大事なものは「夢とけじめ」になっています。
この夢を語る中で役員でもあるライフスタイル雑誌編集長が電話で九州の人と話していたという合併話を愛生が聞きつけたと言い出したことから会議の内容がいかにして合併を阻止して音雨出版を守るかという妙に大きなテーマへと広がっていきます。
彩陽の夢は「子供の頃好きだったアニメのヒロインであるセーラー戦士セーラーレインになりたい」ある年齢に達した時にアニメのヒロインにはなれないことに気付き原作コミックを発売していた音雨出版に進んだという流れ。
アニメの話から転じて中の人の話題となりアドリブアフレコへ、この日のジャンケンの結果は愛生が演技担当彩陽がアフレコ担当となりました。
かなりな無茶振り演技に対して長さもぴったりの見事なアドリブアフレコを披露して笑いと同時に驚きの声と拍手も起きていたようです。
上手くアフレコが決まった瞬間の彩陽ちゃんのドヤ顔と愛生ちゃんの「上手くやられた」という表情が印象に残りました。
ここで出てくるセーラーレインの決め台詞では大事なものは「夢と雨」となっていました。
最後に遥の夢といきたいところですが特に子供の頃の夢はなく、就活の結果として音雨出版に入り現在に至るという意外な展開。
決め台詞にあたるものとして今の心境を「夢、はじめました。」と表現してうまく決めたつもりが彩陽と愛生にいじられ表現がエスカレートしていきます。
こうして夢についての雑誌企画を考えながら途中で話は脱線して愛生の帰りたい発言から何年も家に帰らず会社に住み着く社員がいるらしいという噂に始まる「音雨出版の七不思議」の話題が出ます。
その一つ?として語られるのが深夜に社内をさまよう謎の存在「ピピピ」、噂だけで誰も見たことがないので想像される姿を実演しようという無茶振りとなり担当は遥に。
遥の想像した「ピピピ」はどうやら鳥の妖怪?のようなものだったらしく、動きに「伝説の鳥」が取り入れられていました。
苦労して演じた結果「ピピピ」は愛生が祖母から聞いた話に出てくる存在とわかりその努力は無駄に終わってしまいます。
結局七不思議の最後の一つは「夜会議室にいるとたくさんの視線が自分たちを見ているように感じる」というものだということがわかりますがこの「たくさんの視線」が次へとつながっていきます。
遥が席を外している間にこれまでの脱線した中で出てきた「合併の噂」「会議室で感じるたくさんの視線」「発言が少なく聞き役に徹している遥」この3つから残った3人が導き出した結論は「合併話はここに集められた自分たちを試すテストの課題、たくさんの視線の正体は隠しカメラ、遥が静かなのは経営陣が送り込んだスパイだから」という飛躍したもの。
その結果会議中の役員室に乗り込み合併反対を訴えるという思い切った行動に出ます、しかし会議では結論らしい結論がでていないだけに遥がノートにメモした内容を発言者が読上げるだけに。
会議の進行具合や前後関係を書かずにインパクトのある台詞のみをメモしてあったため単に若手社員が役員に啖呵を切るというなんとも恐ろしい展開にノートを放り投げ必死にフォローはかる遥、ここで最後に決め台詞に大事な2つのめは「夢と音雨」で上手く決まってハッピーエンドとはなりません。
ちなみにファイナルで力が入ったのか放り投げたノートがセットのドアを越えて舞台袖まで届こうというものすごい飛距離を出していました。
結果的に合併話は愛生の勘違いであり「がっぺ」は佐賀地方の方言ということですがちなみに「凄く」や「大変に」という意味のようです。
この「がっぺ」が佐賀地方の方言であることがメインのオチになっていますがもしかするとこの1点を知ってそこから膨らませたストーリーだったのかもしれないな、などと見ていてふと思いました。
ちなみにこのオチについては前半部分で愛生の台詞で「九州の人と合併、合併と話してた」さらに美菜子の愛読していた絵本に登場するお笑い芸人が佐賀県出身の江頭2:50を彷彿とさせるキャラクターであるなどとしっかり伏線が張られていました。
以上がドラマパートのあらすじなのですが正直どの程度伝わったのか不安です、この日のライブの模様が後日映像化されるようなので機会がありましたら見ていただくと私の拙い文章以上に当日の様子が理解できるかと思います。
それでは楽曲については前回とセットリスト変更があった曲について順に触れていきましょう。
ソロ曲は東京公演1回目とある意味逆の組合わせでした。
愛生ちゃんはUh-LaLa最新シングルだけに当然ですが夏のイメージ全開の曲、今回のライブではソロ曲は幕間休憩的な意味合いもあるだけにこの曲は良い句読点になっていたように思います。
彩陽ちゃんはアルバムのリード曲Walking On sunshine名古屋に続き2回目のライブ披露であり多くの人にとっては生で聴くのは初、ライブの楽しみの一つである未発売曲の初披露は今回はこの曲でした。
美菜ちゃんはCandy Color Pop発売当初から意見の分かれたダンスミュージック色の濃い曲ですがこの日の流れにはぴったりでした。
遥ちゃんは恋ヲウチヌケ今年のツアーでも盛り上がった1曲でアルバムのリード曲でした。
ソロ曲の選曲を4公演通じて振り返ると2曲を2公演ずつになっていて東京では2公演あるので各1回にしてありました。
愛生ちゃんのみ最新シングルとそのカップリングであと3人は最新シングル表題曲とアルバム曲という組合わせ、複数公演観る人もいることを想定してバリエーションを意識していたのでしょうか。
スフィアとしての会場限定曲となるアンコール3曲目はこの日はATMOSPHEREでした、前回書いた予想についてはソロは全くといって良いほど当りませんでしたがアンコールに関してはファイナルの候補として挙げた2曲が名古屋とファイナルという結果になりました。
今回は歌い出しの「Look on look on ,Look on the star」の部分からのスタートでしたのでテレビ番組でジングルで使われたこともある印象的なイントロはありませんでした、以前も書きましたがやはり個人名コールはこの曲の方が入れやすいですね。
名古屋がFuture Streamだった時点で今回の選曲はほぼ予想されていただけに「何が来るのかな?」という感じではなく「やっぱり、でもこの曲が来ないと締まらないからね。」という安心感を得られた予定調和でした。
もう一つのツアーファイナルの行事であるダブルアンコールはタイトルに合わせてDREAMS Count down!!!、この日の様子から考えるとダブルアンコールを準備はしてあったがやるかどうかは半信半疑だったのかもしれません。
通例としてダブルアンコールが行なわれる場合は「場内に終演アナウンスが流れるのが遅れる」「終演後の挨拶が正面だけになる」などの兆候が見られtるのですが今回はかなり早く終演アナウンスが流れだしそれに被せてかき消すようなタイミングでのダブルアンコールの声が出たような印象です。
これがダブルアンコール本来の形とも言えますが実際のところどうなのかも気になります。
最後に私の参加した東京公演2回を通じて感じたことを書いてまとめとしましょう。
今回のドラマをメインに展開してその合間に歌を入れ込んでいく構成には参加したファンから色々と意見が出ていました、「目新しい趣向で楽しめた」「声優ユニットということを活かした構成で良い」「もっとセットリストにバリエーションが欲しい」「歌とドラマの切り替えの回数が多いので今一つ曲に入り込みづらく乗りきれない」などなど好意的なものも疑問を呈するものもありました。
私としてはミュージッククリップの衣装そのままというのも新鮮でしたし、ドラマの台詞に歌詞を取込んでそこから切れ目を感じさせずに歌へとつなぐというスタイルも良く準備された台本とバンドメンバーやスタッフとの信頼関係が必要なことが想像され、これまでに数多くのライブをこのバンドメンバーやスタッフも含めたチームとして経験してきた今のスフィアならではのライブの形だろうなと感じてとても興味深く楽しむことができました。
セットリストとしてはテーマに沿って「夢」がキーワードになる前向きさが強く感じられる曲が揃っていましたのでバラード曲を好む私としては残念な部分もありましたがライブ全体の一貫性からすればあれが正しいものなのだと思います。
興味深いという表現を使ったように新鮮な趣向で楽しいライブであったのは確かですが最高潮のテンションで盛り上がるというのとは少し違っていました。
また今回のようなスタイルは「セットリストの入れ替えがしにくい」「代々木第一体育館や横浜アリーナ等のステージから距離がかなり遠い席ができてしまう会場には舞台上の演技が把握しづらく不向き」「舞台上のセット転換が頻繁に行なわれるためステージそのものやバックステージエリアのスペースが限られる会場では難しい」など開催上の制約も多いでしょうからツアーではない単発ライブの場合選択肢の一つとして今後も残っていくものと思われます。
5周年以降スフィアライブに関し公演回数を重ねることによるマンネリ化を防ぐためか舞台演出やセットリストの組み方などで様々な試みが行なわれています。
振り返ればファーストツアーのファイナルで当時女性アーティスト初と言われた3D映像でのライブビューイングを行なったりと初期から新機軸を求め続けており「新しさに欲張り」というのはスフィアとそこに関わる人達のスタンスなのでしょう、また事務所の後輩ユニットTrySailが先日行なったセカンドワンマンライブでも曲の合間に多数のショートコントを織り込む構成が取られていたようで演じることと歌うことの融合が声優ユニットがライブを行なう際の意義というか独自性であると制作サイドが考えているのだろうなということも想像されます。
今回の4公演の間に今後のスフィアワンマンライブイベント公演予定が2種類発表されました。
まず一つ目は年末に中野サンプラザで行なわれるMUSIC RAINBOW03です、こtれまではイベント色の強いソロライブイベントとして2日間4公演というスタイルで行なってきたものをスフィアのイベントとして1日2公演で行なうということ大幅な企画変更といえそうです。
ただしTrySailも同タイトルでやはり2公演を予定しており、これで出演者は合計7名とある意味RAINBOWらしくなったとも言えるかもしれません。
より大規模なのは来年3月に2DAYSで予定されるスフィアフェスです、4人それぞれのソロライブステージにスフィアライブの5部構成で計6時間という大ボリュームになるようです。
今年の代々木2DAYSではベストアルバム発売を受けてという事情でソロ曲がカットされましたのでそれの逆のコンセプトなのかもしれません、あるいはスフィアライブの時間が短くなるだけにもしかするとドラマ部分を外す選択もあるのでしょうか。
さすがに仕事納め直前に休みを取るのは苦しくMUSIC RAINBOW03は参加できそうもないので次のワンマンライブはスフィアフェスになりそうです、イベント参加としては今月末のDREAMS Count downのリリース記念イベントに当選できましたので次回更新はその様子になると思います。
最後までお読みいただきありがとうございます、今回の東京2公演でお会いした皆様と合わせてお礼を申し上げ締めくくりといたします。