試食から商品への購入へ誘う際、もとから購入するつもりで入店してくる人が買ってくれてもそれは自分の力ではなく商品自体の力である。
このバイトを始めてわかったことはなんだか今までと世界が違う。
ああ、お商売って難しい。
媚びる、というより、愛される?そんな人間性がきっと必要なのだと思った。
販売員もそれぞれアピールポイントや接客の仕方が違って勉強なる。
ただ突っ立って声出してるだけやと買ってもらえない。要は、誰かに短時間で人として好かれなあかんてことやわ。
銀閣の時は、私でこうてくれた人基本的におじさんやって一日に二~三人やってん。でも八ツ橋買おうて
してる人とか、もとからうちの店知ってる人とか、他の販売員の魅力で売上はそこそこやってん。
昨日、清水の方の店舗1人で任されて、そしたら確かに清水行く道やねんけど住宅街にぽつんとあってさw
これはもう絶対本気でマニュアル通りに頑張ってるだけじゃ観光客捕まらんねん。
しかも清水まで行ったらお土産屋の宝庫やから行きしで仲良くならな帰りなんか皆お土産購入済みやねん。
全部私の力でお客さんと交渉して、それが売上に反映するという恐ろしい場所やってん。
せやから、もうここぞとばかりに若い女の子に同年代トークしまくって笑わせて。1人やし誰にも気をつかわんくて良くていろいろできたし。
結果面白いお姉さんという評価を頂き激しく嬉しい。(ちなみに男のお客さんは京女にそれを求めてはいない)
おばさんたちにも、お姉ちゃんおもろいわーと道端で笑わせてもう大満足。
て、目的が違うってか。
でも愛されたくて頑張ってて、だからか目の前を通る人皆大事にしてたんや。
道に迷う人たちにも懇切丁寧に詳しい地図を広げ説明したり、こんなに親切な人ここにくるまでおらんかったとか感謝してもらったり。
1番感動されたんが、なんか息子さんの縁談をまとめるお食事会の店探してはる人いて、こんないい人に出会えたからきっとこの話うまくいくと思うってめっちゃ喜ばれてこっちまで照れるし嬉しいしホッコリした。
とにかく頑張ってて。
一人一人ちゃんと愛したつもり。
そしたら、
お姉ちゃんの店で買おうと思っててずっと探してたと、見つかって良かったと、老夫婦が戻ってきてくれて、お菓子までくれたり。
結構いろいろ喋った女子大生たちや外人さんたちがほんまに帰りにまた寄ってくれたり。
皆買わへんで先行っちゃったのに僕は買いますって残ってくれた修学旅行生とか。
その日私から八ツ橋買ってくれた人やそうでなくても関わった人との出来事がひとつひとつドラマのように感じて昨日はとても充実感ありました。
そして心ある人間じゃなきゃだめだなぁって、すごくね。
こんな冷たい世の中でひしひしと感じる今日この頃です。