これを書くか迷ったのですが、悩んでいる方多いと思うのでこんなケースもあるんだなという程度に読んでいただければ。


長男が小さい頃なので、10年以上前の話です。


我が家の長男は発語が遅く、2歳の誕生日を過ぎてもほとんど言葉が出ませんでした。


こちらの言葉をどこまで理解できているのか分からず、私は徐々に不安を感じ始めていました。


夜泣きや癇癪も酷くてとにかく手がかかり、何か手掛かりはないものかとネットで色々調べていたのもこの頃です。


ネットを見ていると、この子にはもしかして何らかの障害があるのではないか?


そんな考えが膨らんで行きました。


長男は2歳児クラスから保育園に入園したのですが、最初の慣らし保育で躓きます。


園からマンツーマンでないと保育できないかもしれないと告げられてしまったのです。


やっぱり……


自分の不安が的中したように思いました。


結局マンツーマンではなく、集団保育で受け付けてくれたものの、翌年の進級の際に先生から加配をつけることを提案されました。


病院で診断書をもらえば加配の保育士さんをつけてもらえるというのです。


きっと他の子に比べて先生の手を煩わせているだろうと思っていたので、発達相談外来のある小児科で月に数回の療育を受けて診断書を書いてもらいました。


児童精神科のある大きな病院も通える場所にあるのになぜ選ばなかったのか。


それは私自身の迷いがあったからに他なりません。


おそらく一般的な子どもと違う。


でも、本当に?


保育園で加配をつけてもらいながら通いやすい(親の心理的ハードルの低い)小児科の病院で療育を受けて様子を見たい。


それが当時の私の考えでした。



…長くなりそうなので続きは次回以降に