園に勧められて診断書を取ったその後
保育園で加配をつけてもらいながら時々療育に通う事を続け、小学校就学前の年長の時にWISCを受けることになりました。
いわゆる知能検査です。
おそらく発達の凸凹があるだろうと予想していたのですが、病院の先生から告げられたのは予想より厳しい診断でした。
「小学校の通常級は難しいでしょう」
他のお友達に比べて幼くはあるものの、早生まれであることを考慮すると長男なりに成長も見られていたので、まさかと思いました。
一体どんな問題が出されたのかと先生に聞いてみると、例えば車と自転車は何の仲間であるか(うろ覚えですがたしかこの様な問題でした)という質問に正答はどちらも乗り物であるところ、長男はタイヤが付いていると答えたようなのです。
……それも正解でいいのでは?![]()
他にもそれも不正解になるのか…と、納得いかない問題があり、WISCの結果数値ををそのまま素直に受け取る事が出来ませんでした。
ただ、集中力が続かず最後まで問題を解くことができなかったり、先生は全体的な子どもの様子を見て判断したのだとは思います。
WISCの数値的には支援級を検討すべきですが、本当にそれで良いのか。
確信が持てずにいました。
本来ならもっと支援級の授業やその後の進路についても色々調べるべきだったのだと思います。
でも、実際には病院での診断が受け入れられず積極的に動くことが出来ませんでした。
知らないから不安になり、悪い方向にばかり考えてしまいます。
いたずらに時間だけが過ぎていきました。