某アイドルのファン達の暴走(ネット内)でずいぶんと荒れた騒動があったそうな。

結局はやり玉に上げられた中心的ファンがいなくなって騒動はおさまったらしい。

ネット社会の恐ろしさと残念さを感じる。

騒ぎ立てるのはいつも傍観をきめこんで表には出てこないやつだ。

そんな奴に限って自分勝手な欲望をアイドルに対して抱いている。

なんとか自分が一番いいポジションに収まりたいがゆえに中心人物を諸悪の根源に見立てて非難する。

しかも自分ではない人間に発言させて。

そうして自分は仲裁に入るようにポジションを上げていこうとする。

これはアイドルの世界どころか、あらゆる世界にいる一番ずるいやりかただと思う。

見えないところ、つまり匿名性を利用して身近な人間を裏切り、スケープゴートとして利用する。

この傾向は地方にいくほど強い。

都会では、とにかく絶対人数が多いので小悪党のやり口などあまり意味をなさない。

しかし、地方ではこの小悪党が比較的権力を行使する。

まっとうなやりかたでは一歩リードしにくいのだ。

かといってこのやり口を肯定する気は到底ない。

なぜなら、みんなが思いやりながら応援、活動すればだれも傷つかないのに、スケープゴートを立てたら必ずだれかが失脚せざるを得ないのだ。

どんなかたちであれ、被害者ができる。

ちなみに前述した騒動の結末は、スケープゴート対象者の死によって事態は収束した。

自殺ではない。

突然の死(事故か病気か)だったそうだ。

誰かのつまらない欲望が結果、死に結びついたとだれもが思ったろう。

しかし、誰も誰が悪かったか言及できない。

とにかく多くのひとの心が傷ついいた。

もちろんアイドル自身もそうだっただろう。

身勝手な、自分さえよければな応援の仕方は自分はしない、というよりできない。

それは必ず誰かを傷つけるから。

そう思ったのである。