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かんうん雑記帳

映画、ドラマ、音楽などについて書いてます。

映画『恋妻家宮本(こいさいかみやもと)』(22016年、出演阿部寛、天海祐希、監督遊川和彦)
 
 
あらすじ
 一人息子が巣立ったあと、二人きりになった熟年夫婦の物語。
 二人はお互いに相手が熟年離婚を考えているのではないかと勘違いして、ギクシャクし、おかしなことになってしまう…。
 

感想
 登場人物はみんな善人なので、楽しく、ストレスなく観ることができる良作。終わり方もすき。
 
 作中では名台詞があった。
「正しさと正しさはぶつかるけど、優しさと優しさならぶつからない。二つの優しさが出会ったら、もっと大きな優しさになる」
 これは本当にいい言葉だ。心にしみる。
 
 そういえば、本作の主演は阿部寛で、原作は重松清(「ファミレス」)だが、この組み合わせは、映画『青い鳥』と同じだ。
 この二つの作品は、どちらも名作であろうし、阿部寛と重松清は相性よさそう。
 
 『モトカレマニア』は初回からみてるけど、おもしろいね。前回もそうだったけど、今回(第3回)もまた、自分にもそういうことあったなあ…という場面はあった。「全然、変わってない」という台詞とか。
 
 もっとも自分の場合は、よい意味で言われたのではなくて、「全然、変わってない(全然、進歩してない!)」ということだったのだけど…( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。
 
 シリアスな恋愛ものは、いろんな意味で観ててしんどくなったりするけれども、ラブコメは切ない場面はあっても、全体としては楽しく観られるのでいい。