7月になりました。
夏至を頂点とする「太陽の影響を最も大きく受ける季節」は昨日までで、
本日から日の入り少しずつ早くなり始める、という
季節の折り返し地点を迎えました。
太陽高度は少しずつ低くなっていきますが、
大地は太陽光をため込んで暖まるのに少し期間が要るので、
本格的な夏はこれからです。
日が少しずつ短くなって季節は秋に向かっているのに、
夏至でたっぷりため込んだ熱のおかげで大地の温度が高い。
おまけに熱をため込みやすくなかなか放出しないコンクリートの影響もあって、
人間たちはこれから2か月のあいだ、秋だというのに
「夏本番だ!猛暑だ!」
と騒ぐことになるのです。
クチナシやアジサイは終焉を迎えて季節の向こう側に消えていき、
かわりに夏の花が満開になります。
お写真はアフリカハマユウ。
百合の花に似ていますが、葉や茎が全く違います。
ハマユウは、日本にも古くからある花で、
海辺の道路わきなどに自生しています。
花弁がもっと細く紙垂に似ていると尊重されて来た、日本の夏の花です。
花言葉は「どこか遠くへ」。
海辺に咲く花の中には、種が海流に乗って流れて来たものがあります。
この花は、見ず知らずの日本へやって来て、
母国と違う日本の気候・大地・人々に合わる必要があると悟り、
生きていくために自らを変える必要があったのかもしれませんね。

