この時期になると、沈丁花のことをどうしても書きたくなります。
寒さが去って来たと思うとまた戻って来ることもある今の時期、
甘い香りを感じると、春が来ていると実感できて嬉しいですね。
過去記事を見ると沈丁花のことを少なくとも2回は書いているので、
今回は視点を広げて、三大香木について書いてみることにします。
早春の沈丁花、初夏のクチナシ、初秋のキンモクセイ。
もし人気投票に参加するとしたら
どれも素敵で選べない、のではないかと思います。
香りも色も、そして花の名前も、
果てしなく魅力的でわたしたちの心を捉えて離さない「三大香木」。
花の時期に着目すると、
沈丁花は春分の少し前、
クチナシは夏至の少し前、
キンモクセイは秋分の頃。
と、季節の分岐点に咲き、香りをまき散らしてくれるとわかります。
人間の心身の状態は、季節の移り変わりと密接にかかわっている、
そして地球上に生えている植物から、確かな影響を受けています。
春分・夏至・秋分の少し前に
私たちの心身の調整(リフレッシュ)が入ることがあるのではないだろうか
というのは、私の経験による推測なのですが、、、
このリフレッシュがうまくいくと、肉体の傷みや疲れ、軽い病気が消えてなくなり、
体力が異様に回復したと感じたりします。
ですがそのためには食べすぎや食品添加物、化学物質への頼りすぎや
一般常識や必要以上の社会のしがらみから抜け出て、
太陽や月の運行・植物の生長や水の流れなど
自然の移り変わりを大切にした生活をしている必要がある。
そうすると、この大切なリフレッシュ時期に咲き、
香りを漂わせる香木の存在が重要であることにも気が付きます。
植物の開花結実は、昼夜の長さで決まるものがほとんどなので、
天体の運行が決めている、
沈丁花、クチナシ、キンモクセイがいつ開花し、
甘い香りをどう漂わせるかは、
太陽や地球がコントロールしているわけです。
・・・ちょっと支離滅裂ですが、
沈丁花の香りを感じていて、しきりに湧き上がって来ることを書いてみました。
余談ですが、気になるのが冬至に関してです。
夜が最も長くなるこの時期には、前もって香ってくれる花がありません。
たぶん冬の寒い時期、生き物は冬眠状態になるので、
生きているままで、本人が気が付かないくらいに緩やかに生命活動停止状態となり、
改めて始動する(生命スイッチのリセット)
・・・という、特殊さがあるのかなと思います。
そういう時に、甘い香りは必要ないのでしょう。


