昨日の夜のことなのですが、
主人が突然「広島旅行に行こう」と言い出しました。
「広島風お好み焼きが食べたいから」という他愛のない理由だそうですが、
「〇〇お好み焼き屋さんに行って、宿泊は朝食バイキングのある△△ホテルで・・・」
と、食べたい美味しいものを並べ立てて
最後に
「日本人なんだから、広島原爆ドームも必ず行こう」
と、私が言おうと思っていたセリフが主人から先に出て驚きました。
福島を故郷に持つ主人は小学生の時、海沿いの国道で未確認飛行物体と出会っているのですが、
極めて現実的に生きていて「宇宙人なんてウソだ」と言い張り未だに詳細を語ってくれていません。
お互いの人生に大きな鍵を握っているキーパーソン同志であることは間違いなく、
私にとっては、忠実なドライバーでもあります。
彼の運転で震災直後、まだ片付いていない海沿いの道路を走った2011年と、
汚染土の処理に慌ただしい原発周辺地域を回った2015年の夏は、
私に大きな浄化が起こった年でした。
そのとき一部広島や長崎の話も出てきて記事にもしたのですが、
現地に行ったことがなく、
なんとなく「忘れもの」でもしているような感じがしていました。
時期はまだ未定ですが、日々の生活を倹約して旅費を貯めておこうと思います。
梅雨明け直後に行った川沿いの林の中、
鮮やかなオレンジ色の姿がありました。
ヤブカンゾウ。「忘れ草」と呼ばれて万葉集にも登場する、
日本に古くからある野草です。
花言葉は「悲しみを癒す」。
古きよき時代、日本人は
「この花を着物のひもにつけておくと嫌なことを忘れられる」
と信じていたと言われています。
悲しみは忘れることができても、
大切な教訓は、自分と一体化したように、
魂の奥底に根付いているのだと思います。

