日の出を見ることができない季節になったので、
「日の入り」の方も見てみる気になりました。
昨日の日の入りは、16時31分。お写真は、おおよそ20分前です。
1年で最も日の入りが早いのは12月の上旬で、12月7日あたりが折り返し地点。
一方、日の出時刻はこれからまだまだ遅くなり、1月の上旬が最も遅い日の出、
新年の「初日の出」は、この時期に迎えます。
「最も日の出が遅い時期」と「最も日の入りが早い時期」の
中間地点をとった冬至まで、あと2日となりましたね。
このような季節ごとの日の出日の入り時刻の違い、
四季の変化をもたらしているのは、地球の地軸の角度です。
地球は太陽にとっての縦軸から斜めに23.4度傾いた地軸を中心に回転している。
これが、地球に季節ごとの変化をもたらしています。
この傾きによる日射量の一日の変化が、
春分の日と秋分の日には全く影響を受けません。
なので、昼と夜の長さがほぼ同じになる。
もしも、この地軸の傾きがなかったら、
地球上のどの地域も、昼夜の長さが同じ12時間となり、
季節ごとの変化(地表に届く日照量の違い)がなくなります。
北半球と南半球の区別がなくなり、
中緯度地域では四季の変化がなくなる。
日本は一年中、春分や秋分のようになり、
気温としては快適かもしれませんが、そういうことばかりではありません。
四季の変化に対応して生きている小さな生き物たちの生命が危ぶまれます。
また、食料となってくれる穀物や樹木の生長にも、大変な影響をもたらします。
これにより貿易風や極東風、偏西風といった、
地球の大気を循環させるために欠かせない風が失われるので、
太陽からの熱エネルギーを地球全体に行き渡らせる作用が滞り、
地球の寒冷化が進むのではないか、
と考えられているそうです。
角度としてはわずかなこの「地軸の傾き」によって、
地球生命は、生かされている、
地球の最も偉大なものと言えます。

