人体も地球も、元素でできています。
構成する元素の中で鉄(Fe)の占める割合は、
地球は7%、人体は0.008%ですが、
地球の重量の3分の一が鉄(Fe)であり、
人体における鉄(Fe)の多くは、ヘモグロビンとして酸素を運び、
エネルギー源として重要な存在である。
宇宙ができた当初存在していた水素(H)と水素がぶつかってヘリウム(He)ができ、
ヘリウムどうしが3つぶつかり合って炭 素(C)ができる、というように、
核融合を繰り返して、鉄(Fe)までがつくられました。
重量のある鉄(Fe)は、それ以上に核融合をしない、安定している元素です。
それよりももっと重い元素もたくさんありますが、
それは惑星内部での核融合ではなく、
超新星爆発によって外部からやってきたものと考えられているそうです。
地球内部の鉄(Fe)は、固体状のものと液体状のものがあり、
液状の鉄(Fe)が対流しているおかげで磁場が発生して、
生命に有害な宇宙線から、地球を守ってくれています。
固く重たく、無味乾燥な鉄が、
地球の基盤を築き、生命を守り、
生きるエネルギーを与えてくれている。
地球は鉄の星である。
私たち地球人は、
鉄のおかげで生かされているのです。
