「食」の話を、こちらにも少し書こうと思います。
お正月にいただいたごちそうの中に、アワビがありました。
貝殻があまりにも美しくて捨てる気にならず、きれいに洗ってとってあります。
何に使うという目的はありませんが、なんとなく心が惹かれるので。
日本でも古くから生活の中にあり、縄文時代には交易品としても使われた高級貝・アワビは、
あまりにもおいしいので人々の心を捉え、伊勢神宮への献上品となりました。
腐らないように薄く切って乾燥させるという保存が、海女によって生まれました。
古代日本では、それも献上品だったそうです。
| この乾燥させたアワビが、古来の「熨斗(のし)」に使われていたのだそうです。 黒い矢印の部分です。 ![]() |
お祝い事に用いられるこの熨斗の真ん中を貫く黄色い紙、
本来はアワビを薄く剥いて干物にし、熨した(のばした)ものでした。
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アワビの貝殻は磨くと美しくなり、
ペンダントトップや大きめのイヤリングにできます。
この美しい貝殻は魔除けや不老不死の力があると言われ、
ネイティブアメリカンが儀式に使用していたそうです。
こちらの方が、現代女性である私たちの心をそそりますね。

