前々回の続きです。
非常食として黄金の組み合わせのひとつ・大豆に着目しています。
大豆の加工品は、鎌倉時代に発展を遂げたものが多く、
精進料理とかかわっています。
肉を使わない精進料理の中で、たんぱく源として重要な大豆。
その加工品として今でもポピュラーなのは、「豆腐」であると思います。
豆腐は、大豆と水、そして「にがり」があれば作ることができる、
WEB上で作り方もたくさん公開されているので、さっそく着手しました。
乾燥大豆を6時間以上水につけてもどします。
干からびているのに水を吸わせると「元の生きている状態に戻る」。
水でもどすというのはこういうことです。
これを土に植えれば発芽する。暗所で水だけ与えれば、豆もやしになります。
乾燥大豆から育てた自作豆もやしで、夕飯の一品を作りました。
大豆の歯ごたえと風味があるので、蒸したものにお醤油をたらすだけで、十分おいしいです。
味付けをしたナムルは定番レシピですね。ご飯に炊きこんだり、ラーメンに入れるのもおすすめです。
大豆もやしを育てる手順は、
1.大豆を30分水につけて戻す(しわしわの状態になればOK)
※印30分水につけた後の状態です。容器に対してもっと少なめの方がいいです。
たくさん入れると豆が傷んで黒ずみます。
2.清潔な容器に入れ、1日に2回以上きれいな水で洗う。
※常時水に浸しておく必要はないです。
これだけです。あとは季節によりますが、
早ければ1週間、遅くとも2週間くらいで立派な「豆もやし」に育ちます。
少しぐらいの黒ずみなら、蒸したりゆでたりするとほんのり緑色になります。
この豆もやしだけでも、大豆が非常食として一級品であることがよくわかりますね。
乾燥大豆は、いわば仮死状態。水を与えると生き返るわけです。
我々人間を含む、「動く生き物」のほとんどは肉体が干からびると生命が終わり、
意識の部分(いわゆる魂)は、天に帰っていきますが、
植物はそうではないのです。
肉体から水が去ってしまえば休眠し、
水を与えると、生命が戻ってくる。
水で目覚めるわけです。生命の神秘ですね。
豆腐作りを書くつもりでしたが、脱線しました。

